クライミング日記

クライミング初体験3日前から今日までのごくごく私的なクライミング日記。と、番外編で山行日記。

BigRock 2005/07/20 Wed

2005-07-20 23:59:59 | ChapⅢBigRock2005
ルートで不甲斐なく落ちる私に「ボルダーでハイパワー系の練習をしよう!」と、口にしていたママと、本日、所用にて会社をブッチギり、早めにと言うか、生徒で一番早くBigRockに到着していた私は、「ボルダーにしよう!」と意見が一致した。

ママがいく用の課題を設定してくれる。気合一発!二手目を取ると足ブラになる。
次、壁に正対に向き合い右足を右手に手に足。とっ、遠い!こらえきれずに落ちる。後ろで「ちょっと力がつくとこれだよ(爆)!」と、笑い声が聞こえる。「そんな、力技で登るか!」「でも、それで行けたらカッコいいじゃん!」と、野次が飛ぶ。どうして?へん?「登っていい?」と、トミさんが乱入。手に足ではなく、左足を置いていた場所に右足を置いてカウンターで簡単に上のホールドを取られてしまった。ハァ、私のオツムって。。。「ちょっと、いくのMOVEで登ってみてよ!」と、ママに言われたトミさんが手に足でオリャ!これでも、登れちゃうんだなぁ。。。「やっぱり、クライミングは力だよねぇ。」、ママがケラケラ笑う。
次の課題は無難に登る。「強くなったなぁ!」「いい背中になったなぁ!」と、おじ様方からお褒めの言葉。フッフッフッ、ご機嫌\(^o^)/ おじ様方からは、登っても、懸垂しても「オォォォ!」と、喜ばれる。「上手くなった!」ではなく、「強くなった!」「力が付いた!」であるって事はちょっと気になるが・・・。なぁんて、いいもんねぇ、クライミングは力だ!
「飛んでみる?」と、ママが言い出した。だから、飛べないって!一手のランジ課題を三つ。ここまでは何とかなった。飛ぶ時に、ホールドに手を激突させなくなったのは、進歩だ!四つ目の課題で行き詰る。タッチは出来るのだが。。。何度目かのトライでやっと取れた、オッシャ~!「ハエのように飛んだなぁ!」と、トミさん。ハエ?蝶じゃないの? (`з´) やっと、林ダさん、きくが登場。君達、遅刻だよ!
ママが課題を作るのを見てたら、ひょえ、ママがダブルダイノ。ママがランジする姿なんて・・・。ビックリ。この課題は、生徒に回ってこなかった。ママが飛びたかっただけなのか?
林ダさんときくが揃った所で、ママから指令、「いく、二人に課題を教えてあげて!」、ほぉい。「いく、課題を覚えられるようになったねぇ!」と、ママ。ちょっと、賢くなったでしょ!にしても、きくも林ダさんも、私の課題だと、スタティックにホールドを取って行く。本日、飛んだり跳ねたりの日なんだよ!どうして、あんたたち届いちゃうのよ!なんだか、腹が立つ!あれこれやってる間に、林ダさんは、落ちてくれた。いい人だぁ(^o^) ママが「きくは、いく用の課題じゃ、普通に届いちゃうね!」と、きく用の課題を作り始める。林ダさんは、まだ、登れていない課題と戦っている。ホケッっとしてたら、「じゃ、いくはこの手をこっちにして・・・」、きく用の課題が私用にアレンジされた。見てなかったm(_ _)m
課題を確認して登り始める、が、これは、遠いだろっ!飛んでみる、ホールドにタッチ出来るがホールドの上に届いてないから掴めない。2回目、3回目、林ダさんも参戦してきた。「クールダウンに参加させて!」「俺も登っていい?」と、おじ様方が参加。おじ様方は、ガバ過ぎる!と、ホールドをポケットにしたり、おまけスタンスを削ったり、鼻歌交じりである。Y川さんの踏切りを真似て飛んでみる。けど、駄目。そうこうしてたら、林ダさんもホールドにタッチ!ヤバイ!次、やられるかも!慌てて登る。ウリャ!いただき!お先にぃ(^o^)/
きくは、別の課題。スタートから終了点までホールド3つである。2手目は取れてる。終了点が掴めない。信じられない遠さである。何度目かのトライで、きくちゃん、終了点Get!そう言えば、きくとボルダーで遊んだことって・・・ないかも。レベルがあまりに違いすぎて、遊び相手にならないのだ。きく、ボルダラーみたい!私にアウトドアやルートに引きずり込まれるまで、きくがインドアボルダーっ子だった事を思い出した。
林ダさんは、今週末のスクール参加は未定。まだ、予定がはっきりしないらしい。ここで、きくといくの悪魔の囁きが始まる。「クラック楽しいよぉ!」「クラックもマルチも一通りやってみないと!」。そこで、林ダさんをクラックの壁に連れて行く。テーピングをして、いくのクラック講習!クラックに手を突っ込み、「こうやってね、こうするの。こうやってね、反対にすると逆手のジャムになるの。」、この怪しいジャムの説明で登れたら、林ダさん大天才!である。って、言うか自分だって怪しいのに人に教えて大丈夫か?「取り合えず、足はフェイスに出して手だけジャムね!」と、送り出された林ダさんは、落ちない!店終い準備を始めていたママが我々の大騒ぎに顔をあげる。クラックがオフセットになっている辺りから、ママのアドバイスが飛ぶ。林ダさんは、なっ、なんと、一撃しちゃったぁ。中高年の☆、恐るべし!「一撃できる人って少ないんだよ!」と、ママ。林ダ君、本当は若い頃に登ってたんじゃないの?郷里の近くに、岩場があるよね。
慌てて、私も登る。背中ではママが林ダさんにフットジャムを説明している。来るぞ来るぞ!と、身構えていると、予想通り、フットジャムで登れ指令が下る。ん~、フットジャムで登れた事ないんだよなぁ。と、登ってみると、あら、あっさり(^o^) 私も、一応、上手くなっているようだ。
林ダさんはそのまま怒涛の勢いでコーナークラック、きくちゃんは林ダさんのお相手、私はアイシングで、本日おしまい。

帰りの車中、どうしてランジでホールドを掴めるのか?って話になる。私のイメージ。あのホールドまで飛ぶぞ!と思うと、ホールドにタッチで終わってしまう。あのホールドを掴むぞ!そう思って飛ぶと掴めるんだなぁ。これが。
コメント
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