クライミング日記

クライミング初体験3日前から今日までのごくごく私的なクライミング日記。と、番外編で山行日記。

BigRock 2004/04/14 Wed

2004-04-14 23:59:59 | ChapⅡBigRock2004
凄く嬉しい事があった。「クライミング日記」で、凄く嬉しい事ときたら、何かが登れたに違いない!と行きたいところだが、実は全然違う。

BigRockに到着。あっ子先生にまずは報告である。
「懸垂できました。」「何回、出来たの?」「単発で5回。」「あとで見せてね。」
その後、先日、鷹取山でご一緒させていただいた講習生の岡田さん他、わらわらと、懸垂ネタでひとしきりおしゃべりである。会社で練習していた話では、「恥ずかしくないの?」「スカートで?」など、からかわれてしまった。その時、あっこ先生が、おっしゃった。

「この娘はクライミングが大好きで、クライミングに夢中だから、そんなのちっとも、恥ずかしくないのよ!」
(その通り!と言うか、そもそも恥ずかしいと言う感覚が無い。懸垂が出来た事は、会社でも「見て!見て!」と、むしろ自慢。。。会社の人は確かに困っているようだが。。。知らな~い!)

猫の森登山教室で二子山にレッスンに出かけた時、阿部さん、大石さん、そしてもちろん先生が登れる話がピーマン(5.10a)を、私だけが登れなかった帰りの車中。ダッシュボードに当り散らす私を、阿部さん、大石さんが宥めてくれた。「俺なんか何便出したと思ってるの!」「クライミングを初めて2ヶ月であそこまで登れれば凄いよ!」。その時、黒澤先生は、おっしゃった。

「この娘は、相手が平山ユージだろうが、リン・ヒルだろうが人が登れて自分が登れないと悔しいんだよ!」
(その通り!私が、登りたいの!登れないと悔しいの!自分の実力とか、ルートの難易度とかそんなんじゃない!誰かが登れたのなら、私にだって登れるはず。平山ユージもリン・ヒルも手足は各2本、指は各5本。部品の数は同じなんだから、彼等が登れるなら、私にだって絶対登れる。私が登れないのが悔しいの!彼等はオンサイトで、私には30年必要でTimeOverになる恐れはあるけどね。)

黒澤先生は、私のよき理解者で、(転校も含め)的確な指導をしてくださったと思う。私は、そんな黒澤先生が大好きだ。
あっこ先生が「・・・恥ずかしくないのよ!」と、おっしゃった時、黒澤先生に感じていた思いと同じ思いを感じた。そう、あっこ先生のおっしゃる通り、私は、クライミングが大好きだし、上手になりたいし、どこにいてもクライミングの事を考えてるし、まるで恋してるみたいに夢中だ。なんだか、憧れの「大岩あき子」ではなく、初めて先生として、あっこ先生を感じられたような気がする。大好きなあっこ先生として、これから接していく事が出来そうだ。やっと、BigRockに転校できた気がする。なんだか、とても、ホッとした。そして、凄く凄く嬉しかった。

今日の覚えておくこと。
・懸垂をしよう!(正対で引付けの力が弱い。PowerUpしよう!)
・動けなくなったら、休めるところまで戻ろう!(動けない場所でどれだけ粘っても、体力を消耗するだけ。休めるところまで戻って作戦を練り直そう!)(。。。性格的に難しいかも。。。)
コメント (2)
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