友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

年を重ねると悲しいことが多すぎる

2018年03月05日 16時37分34秒 | Weblog

  雨が降っている。久しぶりの雨だ。昨日は風がなく暖かかったので、ルーフバルコニーの植木鉢を並び替えて、ちょっとだけ庭っぽく配置した。冬の間は風が強いので、花木を傷めないように防風ネットの傍に並べてあったが、これから春になって枝が伸びてきた時に備えて、空間を作ってやらなくてはならない。

 大きな鉢は直径が1メートル近くもあるので持ち上げることは出来ないから、そっと少しづつ移動させた。初めは快適な気候だったのに、作業をしていると全身が汗ばんできた。チューリップは今年限りにするとしても、バラやキンモクセイは鉢が大きいから、次に屋上の防水工事を行う時に処分してもらう他ない。

 このところ毎日、同年の女性から電話がかかってくる。1日に3・4回の時もある。1回の電話が20から30分くらいだから、もう苦痛以外の何物でもない。先日、ついポロっと「あなたの愚痴を聞かされる身にもなってください」と言ってしまった。その時は「ハイ、ハイ」と言いながら、「もう1つあるんです」と話し続けたが、翌日、「私は愚痴を言っているのではありません。本当のことを伝えているのです」と前置きして話し出した。

 彼女が言うように、確かに頭のいい人なのだろうが、長話を聞かされている私には自慢と愚痴の妄想にしか聞こえない。彼女は妹とふたり暮らしだけれど、意思疎通が出来ないからひとり暮らしよりも悲惨なのかも知れない。昔からひとり暮らしの人からの電話は長かった。話す相手がいないのだから仕方ないと思うけど、自慢と愚痴の妄想は聞いている私の方が情けなくなってくる。

 年を重ねると悲しいことが多すぎる。中学からの友だちはブログに、友達以上恋人未満で長い間付き合ってきた女性から久しぶりに「メールしたけど返信がないから心配した」とコメントがあり、「お茶でも一緒に行ければいいですね」と言われている。私なら舞い上がってしまうのに、「出かけることが億劫になっています」と返信したと書いている。会いたい人に会える機会もあと僅かだというのに。


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