友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

マンションの草取り

2019年05月19日 17時34分04秒 | Weblog

 天気予報がはずれて、今日は気持ちのよい晴れ日になった。朝9時、マンションの草取りと池の清掃に参加した。今年は参加者が多いように思った。今日は、子ども会の映画鑑賞日だったので、子どもたちは並んで学校へ出かけて行った。「昔は子どもたちに草取りを体験させる行事だったのにねえ」とおばさんたちは「不手際」を口にするが、子ども会の役員にすれば、学校全体のスケジュールを優先せざるを得ないだろう。

 子どもたちの参加がなくても結構な人数になっているのは、「顔を出さないときまりが悪い」雰囲気があるのだろう。出られない人を非難しない雰囲気の方が気持ち良いのに、なかなかそういかないのが人間の社会だ。昨日までに、建物の南側は雑草をきれいに刈り取ってくれたので、今日は日陰の部分だけだったから参加者にはありがたかった。高齢の女性の指揮の下、各所でワイワイガヤガヤ、おしゃべりをしながら作業が進んでいく。

 お隣さんとあるいはご近所さんと、初対面の人とも、おしゃべりをしながら作業をすることで、マンションの親睦に大いに役立つ。役員の時は、誰がどんな性格なのかを見極める機会でもあった。だから積極的に輪に入って、話を聞いた。今日も「草取りは好き」という女性に出会った。「ウチのお父さんは何もしゃべらないから、私はいつもひとりでしゃべっているの。こうして皆さんと話ができるのは幸せ」と言う。

 「今度、結婚する時は絶対に大恋愛で、おしゃべりが好きな人とする。サンマさんみたいな人がいい」と言うので、「サンマさんと結婚した大竹しのぶさんは、外でも家でも変わらない過剰なサービスに嫌気がさしたと言うよ」と茶化すと、「それは大竹さんが賢いから。私はアホだから大丈夫。生まれ変わるなら大阪人ね」とニコニコしながら言う。もう一度生まれ変わって、結婚生活をやり直したい、そんな「夢」を描く女性もいることに、私は少々ビックリした。

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