友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

手掘りで井戸掘り

2013年09月11日 18時28分36秒 | Weblog

 月曜日、火曜日と続けて井戸掘りをした。月曜日は4人だったけれど、火曜日は3人に減ったので、やはり作業は大変だった。先日の大雨で、穴はかなり埋まっていた。アメリカ製の井戸掘り器は期限のために返却したので、今度手に入るのは20日以降になる。それまでに、穴を大きく広げ、底で作業が出来るようにして、再度アメリカ製の井戸掘り器で掘り下げる、そのためにスコップで穴の拡張とともに深めることにした。

 大昔から行なっていた手掘りの井戸掘りとなった。全体に掘り下げると言っても、土を掘り出せばその土を置いておく場所が要る。広く掘った方が作業もしやすいし安全だが、そんな場所がない。それに少ない人数で挑んでいるから、労力が続くかという問題もある。最小限の広さにして、人ひとりが作業できる狭い竪穴にした。2日間も続くとやはり身体はヘトヘトになる。長時間の重労働に私の心臓は耐えられないようで、すぐに息が上がってしまう。

 それでも2日間かけて、先日「水が出たぞ」と言う深さまでは到達した。先日は30センチほどの丸い穴であったけれど、今回は1メートル四方くらいはある。水は下から染み出してくるようだ。さらにもっと深く掘ろうと、両足を水の中で踏ん張り、バケツに水とともに小石や砂を掬い上げて、滑車を使って上に上げる。こんな作業を何度も繰り返し、水深が20センチくらいになった。

 「これだけ水が出るから、ポンプで汲み上げられんかね」と仲間が言う。汲み上げられないことはないとは思うが、冬場に水位が下がってしまった時、汲み出せるか心配である。水が出てきてももう少し、掘ることの出来る道具はないだろうか。アメリカ製の井戸掘り器はどこまで通用するだろうか。7メートル掘れなくても、もう1メートルか2メートルは掘りたい。20日まで休憩して、穴底がどんな状態なのか、待ってみるのも必要な気がする。そうすればもう少し、身体も回復するのではと思う。

コメント
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