AIが登場してから、囲碁の考え方も変わってきた。
従来、名手(銘酒と転換しそうになる)・鬼手と言われてきた一手をAIが どう評価するのか?
「坂田の逆のぞき」は、1963年第2期名人戦最終局で坂田本因坊が放った一手。
白7の5の のぞき。黒につがれて悪いのでは? と凡人は考えるが、AIはこれが最善手だって。
坂田「いい碁を打てれば 勝負は神のおぼしめしです」→科学じゃないんだ。
「耳赤の一手」 18歳の秀策の一手で、井上因碩の耳がみるみるうちに赤くなった。
それを見てた医者が秀策の勝ちを予言した。
医者「あの一手で因碩師の耳が赤くなった。動揺し自信を失った証拠です」
CAROL「Tommyは赤くならずに青ざめるわね」
2間離れた飛びが多方面に働いていると。
1978年の第2期棋聖戦第五局。秀行棋聖VS加藤正夫本因坊。
秀行先生が2時間57分の大長考で放ったトビ(右辺の第2線)。
右辺の5子が死ねば白の大石が大きな地となる。
Tommy「俺なんか3時間もかけて読んでも分からないから、3分で目をつぶって打つよ」
CAROL「あらっ、意外とその手が AIの点数が高いんじゃないの?」
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