ナベプロ渡辺晋

NHKで渡辺晋を取り上げていた。
ご存知、渡辺プロダクションの社長である。

元々はジャズバンドのベースマン。
オスカーピーターソンに影響を受け、アドリブ（即興演奏の掛け合い）のスリルと面白さに驚いたと。


戦後の音楽の一大転機は日劇でのウェスタンカーニバルの成功。
当初、日劇側は気乗りしてなかったが、熱心な売り込みに、閑散期である２月ならイイぞとなったもの。


その頃のスターがこの三人。


彼の考え方は、「半歩だけ先を行く」。
あまり先を急ぐと、叩かれるから。

やがてテレビ界に打って出る。
アメリカンポップスにお笑いの要素を加えて。


「シャボン玉ホリデーは好きな番組（BLOG：2011・11・23）だった。
バックに流れる「スターダスト」「マリアエレーナ」なんかを聞いていて、ギターを弾きたい・・と思った。

こうして芸能プロダクションを設立していく。

スターの売り込みにも工夫が。
天地真理：清純さを前面に出し、プライベートは一切表に出さないアイドルとして。


キャンデーズ：トップアイドルの彼女たちの「普通の人に戻りたい」との解散宣言はショックだった。
そのファイナルカーニバルが伝説となっている。

CAROL「本当にもったいない解散だったけど」
Tommy「暑い日に、アイスクリームを食べようと口にした途端に、落としてしまったようなもんだ」