minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

汗、汗、汗、骨、骨、骨

2005年11月06日 | うまいもん関係
 久々に外食。深夜番組で紹介されていた「四川料理/究極のマーボードーフ」が食べたかったので板橋の「栄児」へ行こうと思っていたのだがあいにく日曜は定休日。そこでインターネットで調べたら「知音食堂」というのが池袋の北口にあったので予約を入れて出かけた。酢の物と辛いものを一口食べただけで滝のような汗を出す利樹は厚めのタオルをもちろん持参だ。しかしこんなに近所に深夜4時までやっている店があったなんて。やはり池袋って街は奥が深いぞ。

 床屋のドアのような、ガラス面に赤字で知音食堂とかかれた扉をあけて地下へ通じる石段を降りて行く。人、人、人、とくに中国語が飛び交っている。石の壁がひんやりとした印象。小さいけれど清潔さがあって、天井にはつくりものの唐辛子のつたが一面に絡まってジャングルのようだ。しかも、店内のどこからでも壁面にTVがかけてあって(薄いパネルのようなTV)中国放送が流れていた。ここは一体どこ?っていう異国的情緒もあって面白かった。好きだなこういう店(ちょっと寒かったけど)。

 四川料理といえば、辛いもの。そう、今回どうしても食べたかったマーボードーフを注文。そして水餃子(なんと6個で190円!!)にこのお店の名物とも言える「スペアリブ(半人前)」を頼むと隣にどんぶり溢れんばかりの骨、骨、骨(写真参照)。あの半分を頼んだんだから大丈夫だよなあ、と思っていたらあれが半人前でした(苦笑)。ただ、ほとんど骨だから、6本くらいあったけどそれほどはお腹にたまらない。よかった~、完食。このとき、後ろの大画面TVでは12chの大食い選手権が放映されていた・・・。

 マーボードーフはめちゃめちゃ辛かったけれど、辛いもの好きの遼介は「<中本>の方が断然辛いね。」と隣でだーだーと汗をかいている父を横目でちらっと見ながら、汗もかかずに澄まして生意気な事を抜かしていた。確かに辛いけれどおいしかった、ひ~。
 最後にお勘定を見てびっくり!お酒類はほとんど原価だったのでめちゃめちゃ安いのだ。今度は辛いもの大好きな酒飲みのMr.H(サックス奏者)と食べにこようね、と利樹と満足しながら店を後にしたのでした。

レイ・チャールズと原田芳雄

2005年11月05日 | 音楽&CD
 スカパーでレイ・チャールズのライブを観た。今まではピアノを弾きながら歌う人だと思っていた。ライブを観たらキーボードでジャズっぽいアドリブをとったり、驚いた事にはアルトサックスまで吹いていたのだ。目が不自由だなんてとても思えない軽やかな手さばきとリズミカルに動き回る足でキーボードに移動したかと思えば、サックスのソロを吹く為に立ち上がったり...そしてそのサックスの音色の艶っぽい事。まるで彼の歌と同じようにサックスのブルースソロも歌われて・・・凄い、やっぱり偉大なアーティストだったんだなあ。やっぱり一度でいいから生で観たかった。

 彼を観ていて、突然原田芳雄さんを思い出した。原田さんは偉大な俳優ではあるけれど、知る人ぞ知るブルースシンガー。ご一緒させていただいて10年以上たつが、レパートリーはほとんど変わらないのだがジャズ歌手を目指していただけあって、声が素晴らしい。10年まえから全く衰えず、普通は歳をとると音域も狭まったりするらしいのだが、昔と変わらない音域で歌う。しかも、アボリジニの楽器で有名な、リジュリドゥも演奏する。(もちろんノンブレスで!)年に一度か二度しか一緒に演奏する事はないけれど、毎回新鮮な気持ちで演奏できる、魅力あるアーティストだ。

 来年の226(私のバースデイコンサート)には久々に原田氏をゲストで迎えることができ、レイチャールズのライブにヒントを得て、新たなアイデアも浮かんだ。きっと素敵なコンサートになるだろうな。今から楽しみ。
 (この写真は毎年開かれる、原田家恒例お餅つきのときのものです。)
 

I don't want to end.

2005年11月04日 | ライブとミュージシャンたち
 昨日のライブはトロンボーンの北原君やピアノの新澤君、そしてウィンチェスター・ニー・テテper&つの犬という豪華競演。若手のMinga参入が最近目立つが、本当に嬉しい。なんといっても、みんな音楽に対して真面目なところが凄い。
Mingaでやっている曲はオリジナルでも人の曲でも結構譜面が大変で、しかもパーカッションだけのときはリズムに合わせるだけでも一苦労するのだが、みんな嫌な顔も見せず、一生懸命練習までしてきてくれて、本番はしっかり聴かせてくれる。自分は、何ヶ月もかかってやっとできるようになった曲も、ゲストで突然来てくれた人にその場でやらせてしまうという強引さ。申し訳ないとつくづく思うのだが。(自分だったら、怒ってしまうかも。)それでもベストを尽くして演奏してくれる彼らの姿から、本当にいろいろと学ばせて頂いている。
終わってみると良い汗かいて、風邪気味だった新澤君も元気になりました!って言ってくれた。私も昨日は昼から具合が悪く、吐いてしまってぎりぎりまでベッドの中にいたのだが、演奏になったらすっかり治っていた。音楽の力って不思議だなあ。けんとテテの愛情溢れるduoも素晴らしかった。みんなとっても楽しそう、ってお客さんに言われたけど、実際楽しいのだ。
 テテが終わって一言。「I don't want to end ネ。モットヤッテイタイヨ~」バンマス(大儀見元は私の事を「座長」と呼ぶが)冥利に尽きるというもんです。(北原君の写真は肖像権の都合で使用できませんでした。あしからず。)

顔がばりばり!

2005年11月02日 | 家族の日常
 この季節、本当にアトピー体質の私にとって困った事になる。すぐに乾燥してお肌がぼろぼろ、かゆみもともなって赤くなり大変なのだ。特に顔の中心部分がひどく、気がつくと目がしょぼしょぼとひきつってしまってばりばりのかさかさ。あ~、それでなくてもこの歳になるとお手入れが大変だというのに~。
 うまれつきのアトピー体質ではない。学生の頃は毎年夏には真っ黒けに日焼けして、そう気分は夏目雅子(たとえが古い?)。もともと顔色が悪い私にはこんがりきつね色に焼いたくらいが丁度健康的なのよね~、って自分で思いこんでいた。
 沖縄旅行に初めて行ったのが24歳の春。沖縄の離れ小島の海、誰もいない海で開放感にひたりながら遊んでいるといつのまにか、たった2時間くらいで全身真っ黒。ま、いいか。とそのまま焼いてしまったのがいけなかった。東京にもどった時は良い色に焼けてるね~、なんて言われていい気になっていたのだが、その翌年からお肌の質もがらっと変わり、アトピーに。二度と日焼けをしてはいけない体になってしまったのだ。
 若い女の子たちよ、ガングロもこんがりもいいが、ピチピチつやつやお肌は大事にしなさいよ、と強く言いたい。お化粧だってしたくないけど、歳とったらものすご~く高い化粧品を使わなくてはならなくなるんだもん。本当にとほほ・・・・。