
学名は「Pourthiaea villosa Decne.var.laevis Stapf」と銘板に記述されていました。バラ科カマツカ属の落葉小高木で、本州及び九州と朝鮮半島、中国に分布しています。木材は弾力があり折れにくいため、鎌の柄に利用したことからこの名前が付いたとされています。写真は5月7日に近くの大学の演習林近くの遊歩道で撮影しました。花は、直径約1cmくらいの白い5枚の花弁があり、枝先にびっしり集まって咲きますので、綺麗に見えます。秋には小さな赤い実がつきます。花が綺麗で、公園などでも植栽されているようです。