
シロツメクサと言うよりクローバーと言ったほうがわかり易いかもしれません。道端や土手の斜面に咲いていますね。学名は「Trifolium repens」で、ヨーロッパ原産のマメ科シャジクソウ属の多年草です。牧草などとして使われる他、かつてヨーロッパからガラス食器などを輸入した際クッション材料として乾燥した草が使われたため「詰草」と言う名前が付いたと書かれていました。似たような草で、赤い色をしたアカツメクサ(赤詰草)があります。学名は「Trifolium pratense」と異なりますが、親戚同士のようです。写真で見ると、中央がシロツメクサで、後方に見えるものがアカツメクサ(ムラサキツメクサとも言う)です。アカツメクサの方が、葉に白い模様があり、やや大きい特色があります。子供の頃野原で、ごろごろ転がったり、花を摘んでリング状に編んで首飾りなどにして遊んだ方も多いことでしょう。また、四葉のクローバーが縁起が良いと日暮れまで探した記憶もありますね。