
つくば植物園のハーブ花壇の近くで咲いていました。草丈は高く、白い花が雪を被ったように見えます。説明板によれば、ヨーロッパ、西アジア、モンゴル地域が原産で、学名は「Filipendula ulmaria」、バラ科の多年草です。花は食用(ハーブティーなど)・薬用(利尿効果)にされ、根は染料につかわれると記されていました。また、図鑑(http://www2.odn.ne.jp/~had26900/about_souyaku/about_aspirin.html)を見ると、この植物の葉から抽出されたサリシンと言う成分を更に分解してアスピリンの結晶が生成されたと記されています。日頃風邪をひいたときにお世話になる薬の原点がこんなところにあるとは・・ビックリです。写真をよく見ていただくと、蜂がとまって蜜を吸っています。香りも良いし甘いからでしょうか。写真は6月18日に撮影しました。