つくば実験植物園の食の多様性展示区画で花が咲いていました。エンドウの原産地は中央アジア~中近東、地中海沿岸にかけての地域と言われています。エンドウは古代ローマや古代エジプトの王の墓から出土していると言われます。古くから食用にされていたと思われます。写真のように花もとても美しく観賞用にしたものはスイートピーとして園芸店で販売されていますね。子供たちは間近に野菜の花を観ることもないので、つくば実験植物園でも食の多様性展示場は子供たちに人気のコーナーです。
つくば実験植物園の食の多様性展示区画には多くの野菜や果物が植栽されて生育の様子が展示されています。アブラナ科の植物で、春の七草ではスズナと言われています。花を観る機会は少ないと思いますが、アブラナ科独特の黄色い菜の花と同じような花が咲きます。
つくば実験植物園の屋外の絶滅危惧植物展示区画の森の中で咲いていました。初めて見た美しい白色の花です。説明によれば、湿った渓流沿いなどで生育する大型のショウジョウバカマです。日本(琉球列島)の固有種で、個体数が極めて少なく、絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています。
つくば実験植物園の屋外の絶滅危惧植物展示区画で咲いています。絶滅危惧IA類(CR)に指定して保護されています。琉球沖縄地域に自生していると記されていました。白い釣鐘状の花がぶら下がるように咲く様子はとても印象的です。
つくば実験植物園の絶滅危惧植物展示区画で見かけました。通常のウグイスカグラは、赤色系が多いですが、このツクバウグイスカグラは、美しい白色をしています。説明によれば、筑波山固有のウグイスカグラですが、近年筑波山でほとんど見ることができなくなった貴重な植物だそうです。写真は3月26日に撮影しました。
つくば実験植物園の池の畔で毎年この時期に見ることができます。3月下旬の暖かさで急に花が芽を出してきました。緑の葉と白い花が印象的です。北海道に住んでいた頃、大雪山系の雪解けの小川の脇で咲いていた、美しい水芭蕉を思い起こします。写真は3月26日に撮影しました。
つくば実験植物園の池の中で群生しています。写真のように茎の先端部に10から20輪の花を集めた総状花序を形成します。北半球に広く分布し、氷河期を乗り越えて生き延びている植物として知られています。写真は3月26日に撮影しました。