茨城大学農学部の構内でいち早く咲く桜です。久留米市在住の良永啓太郎氏によって中国系のミザクラとヒガンザクラを交配して作出された桜です。この桜は枝を切っても樹勢を保つ勢いのある桜であり、春一番に咲くことから、切り枝用の桜として知られています。写真のように比較的大きくて淡いピンクが美しい花です。
つくば実験植物園で咲いていました。黄色い花が鶴のような枝にいっぱい咲いています。中国原産の落葉低木です。梅の花に似ていますが、「Jasminum nudiforum」と言い、ジャスミンの仲間です。花には期待した香りはありませんでした。
つくば実験植物園で咲き始めていました。この花も早春に咲く花です。ミズキ科の落葉高木で、中国・朝鮮半島に分布しています。日本には、江戸時代に導入されて以降庭の花木としてあるいは、薬用に使う植物として各地に広まっています。独特の黄色い花が特徴ですが、完熟した果実を乾燥して処理したものを「山茱萸(さんしゅゆ)」と言って薬用にも使われています。漢方では、「収斂」と呼んで、強壮剤、糖尿病治療などにも使われるようです。