↑ 2018/07/09 撮影
2020/08/02 撮影
[ クサ科トクサ属の常緑性多年草、シダ植物 ]
日本では、
北海道の寒い地域の渓谷の湿地に非常に稀に自生し、
また観賞用として栽培されています。
トクサを小型にした姿で矮性です。
草丈は、10~20cm。
地下茎は短く横に這い、多数に分枝し、
その節から地上茎を斜上、または倒立します。
地上茎は径1~2㎜のごく細い中空の円柱形で分枝しません。
深緑色で表面には、縦溝が走ります。
各節には短い黒色の鞘状葉があります。
胞子は、6月。
茎頂に短楕円体の胞子嚢穂を出します。
胞子嚢は緑褐色から黄色に変わります。
丈夫で繫殖がよく、高温多湿の都会でも楽しめます。
別名 : ヒメドクサ、チシマヒメトクサ
冬には休眠して、柿茶色に紅葉します。
春になるとだんだん緑色になってきます。
とくに夏は緑色の繊細な茎に、涼しさを感じます。
2020/08/02 撮影
〃
< 2018 年 >
2018/07/09 撮影
〃…胞子
2018/07/10 撮影
2018/07/13 撮影
2018/07/16 撮影
2018/07/20 撮影