
↑ 2010/10/04 撮影 2010/10/17 撮影
[ マメ科ハギ属の落葉低木 ]
本州~九州にかけて、
温帯の林縁や草地にやや稀に自生し、野生化しています。
庭園や公園、人家に植えられ、栽培されています。
高さは、1~2m。
茎は束生し、上部は反り返って曲がり、
花の咲く頃には枝先がしばしば地に着くようになります。
全体に絹状の伏毛があります。
葉は、柄を持ち、三出複葉で互生します。
小葉は楕円形で両端とも次第に細くなって鋭形です。
表面は深緑色で無毛、裏面は淡緑色で毛が多いです。
花期は、8~10月。
花は、葉腋から総状花序を出し、蝶形花を多数付けます。
旗弁は楕円形で強く外側に反り返って紅紫色、
翼弁は濃色、竜骨弁は翼弁より長く紅紫色で鎌状に曲がります。
雄しべは10本です。
萼は深く5裂し、裂片は披針形で先端は尖ります。
果実は豆果、広楕円形で細毛があり、中に1個の種子を生じ、
熟しても裂けません。しかし種子の実るものは少ないです。
仙台市内の宮城野にはツクシハギがあり、本種の野生はありません。
ケハギに最も似ていますが、起源に関しては未だ定説はありません。
名は、萩の産地として名高い宮城野市にあやかって付いたそうです。
大株の花が垂れ下がって、
風に揺れるさまは
見事で風情があります。 2011/08/03 撮影
2011/08/28 撮影
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2011/09/16 撮影…昨日が咲き始め
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2011/09/25 撮影
2011/10/10 撮影
2011/10/11 撮影
2011/10/17 撮影
2011/11/01 撮影
< 2010 年 > 2010/10/08 撮影
2010/10/17 撮影
2010/11/03 撮影…実