↑ 2011/04/03 撮影
2011/04/03 撮影
[ ユリ科バイモ属の多年草、中国原産 ]
バイモ (貝母)
日本には、中国から漢方薬として江戸時代に渡来しました。
日当たりのよい落葉樹の下のような環境が適します。
草丈は、40~60cm 。
鱗茎は白色の厚みのある鱗片2個が互いによって球形をしています。
茎は直立し、薄い青みを帯びた緑色です。
葉は、柄が無く、広線形で長さ10㎝内外、
茎の上部のものは先がかぎ型に曲がって反り返り、
茎上に3~4個ずつやや不規則に輪生します。
上部では、細い葉の先端を巻鬚状に伸ばします。
花期は、3~4月。
茎頂付近の葉腋に、
淡緑黄色で径3~4cmの鐘状の花を1個ずつ下向きに付けます。
外面に緑のすじがあり、内面に紫褐色の網目状斑紋があります。
花被片6枚は楕円形で少し鈍頭です。
雄しべは6個、花柱は細く、柱頭は3つに分かれています。
果実は、蒴果で短く広い6個の縦羽があります。
切花や庭植えにも適し、茶花にも用いられます。
乾燥した鱗茎は、生薬の貝母として
去痰・咳止め・鎮痛・止血などに用いられます。
名は、漢銘貝母の字音によります。古くは鱗茎が栗に似ているので母栗とも言われました。
別名 : アミガサユリ (網笠百合)
古名 : ははくり (母栗)
今年も貝母の花が咲きました。
日本原産の小貝母の方は、
元気に育ってはいるのですが
ここ何年か蕾を持ちません。
2011/02/08 撮影・・・芽
2011/02/17 撮影
2011/02/27 撮影・・・花芽
2011/03/04 撮影
2011/03/06 撮影
2011/03/11 撮影
2011/03/15 撮影
2011/03/18 撮影
2011/03/31 撮影
2011/04/02 撮影
2011/03/11 撮影
2011/03/15 撮影
2011/03/18 撮影
2011/03/25 撮影
2011/03/31 撮影
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