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ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「粟田神社」の「出世えびす祭」。11日まで。最澄作と伝えられるえびす像。境内では甘酒の接待も。

2017-01-10 | 祭事・神事・風習


お詫び:昨日、ミモロのブログへのアクセスができない状態が発生!
ご心配おかけしました。現在、復旧作業が進み、アクセスできるようになりました。
「もう、本当に心配しちゃった~」とミモロも一時顔の毛が逆立ってました。
インターネット接続のトラブル。こういうことって、いつ起こるかわかりません。
本当にご心配かけました。ミモロは、元気で~す。



1月9日から、京都各所の「えびす社」では、「十日えびす祭」が行われます。
「知ってるよ~。商売繁盛笹もってこい!っていう歌…」とミモロ。
そう、そのえびす様です。

さて、9日にミモロが向かったのは、東山の「粟田神社」です。

ここは「出世えびす祭」が11日まで行われ、いつもは社の奥にいらして、なかなかお顔が拝めないえびす様を拝めるのです。

東山の山の中腹にある「粟田神社」。石段を上って、境内へ。「こんにちは~お詣りに来ました~」
 
佐々貴宮司さんにご挨拶。「ミモロ、巫女さんの装束も持ってるの~。巫女さんが不足したとき、呼んでね~。お手伝いするから~」と自らアピールするミモロ。「ハハハ~」とちょっと困ったような宮司さんです。

目指す「出世えびす」は本殿の北側の小さな社に…
「お久しぶりです」中のえびす様にご挨拶を…。
この「出世えびす」の像は、あの最澄の自作と伝えられるもの。大きく口を開けて笑うお姿。手には釣り竿、そして釣り上げた鯛を嬉しそうにもつ姿です。これは古いタイプのえびす像で、現存する最古クラスの寄木造のえびす像といわれます。
「なんかお体もスリムで、若々しい感じ~。あれ~祇園のゑびす神社のえびす様は、お年寄りで、耳が遠いから本殿の壁を叩いて気づいてもらうんだよね~。ここのは、若いえびす様かな~」とミモロ。
七福神の中で、唯一日本人の神様といわれるえびす様。そのお姿の多くは、おじいさんです。
「でも、七福神って、若いのは、弁財天さまと毘沙門天さまで、ほかの神様はみんなおじいさんじゃない?」とミモロ。
そうね~。弁財天さまが、おばあさんじゃまずいでしょ。いつまでも若い女神さんなんだし、毘沙門天も体力がないとね~。
でも、大黒様とえびす様は、それほどお年寄りじゃないお姿の場合もありますよ。
ともかく、いろいろな経験を積み重ねた神様たちなのだと思われます。

「出世えびすっていうお名前は、義経が源氏再興のため旅だったときに、ここに祈願されて、それが達成できたからでしょ」とミモロ。さすがもう何回もここにお詣りしているからよく知っています。


お詣りを終えて、ミモロは、境内のテントへ。
 
笹や熊手、お守り、お札などがいろいろ並んでいます。ミモロは、今回は、小さなお札を求めます。
「スケジュールブックに貼るんだ~。いつもそばで守っていただくように~」と。
「ミモロちゃんも巫女さんなんだ~」
「うん、そうなの~」と、おねえさんたちの仲間に入れてもらうミモロです。

「粟田神社」のおみくじは、鳩の形をしています。「今年の干支だ~」とミモロ。「え?前からありますよ~」と宮司さん。
 
「そうだっけ~」と、ミモロは、いつもお祭りなどで訪れるため、おみくじをひく機会がありませんでした。

「さぁ、甘酒いただこう~」氏子のみなさんが美味しい甘酒の接待を…

「生姜いっぱい入れると美味しいんだ~体が温まるしね~」と、いつも生姜を山盛り入れるミモロです。

「粟田神社」に来ると、いつも必ず知り合いに会える…この日も顔馴染みのご近所の方々に会えて、「ホント楽しかったね~」と…。

「11日には、焼き芋もあるんだって~」とまた、訪れたいと考えるミモロでした。

*「粟田神社」京都市東山区粟田口鍛冶町1 075-551-3154 参拝は、朝から日没くらいまで。交通・地下鉄東西線「東山駅」徒歩8分。三条通を山の方向(東)に進みます。


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