ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「白沙村荘」の隣りにあるイタリアンレストラン「NOANOA(ノアノア)」。橋本関雪ゆかりの建物

2014-11-06 | グルメ

銀閣寺のそばにある「白沙村荘 橋本関雪記念館」を見学したミモロ。「お腹空いた~」と言い出したので、近くのイタリアン「NOANOA]に行くことに…。
 
「雰囲気のあるレストランだね~」と言いながら、中へ進みます。

  
テーブルが置かれた庭を通って、奥の建物へ。ここがレストランの入り口。

庭には、大きな石…側面には、仏像が彫られています。「なんでここに・・・?」とミモロ。


実は、このレストランの建物は、昭和4年(1929)に建てられた、橋本関雪が収集した西洋美術品を保管する蔵だったのです。
 
ですから、入り口をよく見ると、蔵だったことがわかる石段や引き戸が残っています。
でも、蔵と言っても、日本風ではなく、イベリア様式の洋館風のところが、関雪のこだわりでしょうか…。1970年にそこを改装し、イタリアンレストランになりました。「ここ洒落てる…」とミモロが覗いたのは、改装した部屋。
バーカウンターもあります。最近、京都は、日本料理店の次に、イタリアンのお店の数が多いそう。ここは、まさに京都のイタリアンの先駆け的存在です。

さて、ミモロがお食事をしたのは、2002年に増築した広々したスペース。お庭がよく見える開放的な場所。そこでクリームソースが美味しいパスタをいただきました。
 

「ここ素敵ですね~パスタもすごく美味しかったで~す」とミモロ。
「喜んでいただけてよかったです」とお店の方。「もう少し早くいらっしゃったら、大文字の山に夕陽が映って、すごくきれいなんですよ~」と。「えーそうなんだ~。次は、お日さまが明るいうちに来ます」「それにしても、ここ素敵ですね~」言いながらレジに向かったミモロ。「よければ、2階も見ますか?」と…。レジの横の階段を上がり、2階に特別に入れていただくことに…。

「お蔵だったから、結構階段急…それに建物自体、すごくがっしりしてる…」
2階の電気をつけていただき、中を拝見。
「うわ~素敵~」 
クラシックな家具…高い天井、窓の形もおしゃれです。
 

「これ、すごくおしゃれ…」とミモロが特に注目したのは、ランプシェードとテーブルクロス。なんと柄がいっしょです。

ここまでこだわるなんて、すごい…美意識…。

また、クラシックなラジオや、フロアスタンド…。よく見ると、アンティークなものがいっぱい。
 

このスペースは、予約すれば、ここでお食事ができるそう。「何人から利用できるんですか?」とミモロ。「おふたりでも結構ですよ。ただおひとり500円のチャージが掛かりますけど…。」とお店の方。「え?500円でここでお食事できるの?お誕生日なんかにお友達とみんなでお食事したい…」と。記念日など、特別な日に利用したくなるスペースです。

再び、階段を下りて、エントランスへ。


「絶対、また来ちゃおう…」とミモロ。昼間は、観光客でにぎわうレストランですが、夜の利用は地元京都の人がほとんど。落ち着いたディナータイムが過ごせます。

建物の壁面には、今、色づいたツタが美しく、ヨーロッパを思わせる佇まい。

「きっと秋が、一番きれいかも…。行くなら、今がおすすめ~」とミモロのお気に入りのお店に…。

*「レストラン NOANOA]京都市左京区浄土寺石橋町37 電話075-771-4010 11:00~21:00LO 無休 

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