ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

新緑まぶしい「大徳寺 黄梅院」。27日まで春の特別公開。

2018-05-25 | 寺社仏閣

ある日、ミモロは、お使いで紫野大徳寺へ向かいました。ご用事を無事に納めると、「まだ、時間あるからお散歩しよう」と、広い「大徳寺」の敷地内をトコトコ歩きだしました。臨済宗大徳寺派の大本山で、広大な敷地内には、20を数える塔頭が並びます。

その多くが、通常非公開で、春と秋など特別公開が行われます。「あ、もうすぐ春の特別公開終わっちゃうんだ~」と、歩きながら思いだしたミモロは、「ここ、27日までだって~。前に行ったことあったかなぁ~」といいながら、看板に誘われて「黄梅院」を拝観することに。

 
門のところから中を覗くと、そこは緑の世界が広がっています。


「うわ~なんかすごく素敵~」。この日は、小雨模様の日。一面を覆う苔がいっそうイキイキと感じられます。


ミモロは、雨でしっとりと濡れている石畳の上をゆっくり進みます。


枝を伸ばす木々も、雨を含み、葉の緑は、みずみずしく感じます。


ここ「黄梅院」は、永禄5年(1562)織田信長が、上洛した折、父、信秀の追善菩提のために普請を命じ、建立した小庵が、そのはじまりです。信長亡き後、秀吉は、ここにも築を加え、さらに時代が経て、小早川隆景普請奉行のもと改築され、現在の姿へと続きます。

ここは、小早川隆景、蒲生氏郷の墓所として、また毛利元就家一門の霊所としても知られます。

「本当に、心落ち着くね~」とミモロは、新緑と苔の美しさに見惚れます。


撮影が許されたのは、拝観受付までのお庭ですが、公開されているのは、利休66歳の時に作庭した、ひょうたん池のある「直中庭」、白砂がまぶしい本堂前の「破頭庭」、日本に現存する最古の禅宗寺院の庫裏など、見どころがいろいろ。

「わ~こんなに広いと思わなかった~」と中に進んだミモロはビックリ。

それぞれの見どころでは、ガイドの方が詳しい説明をしてくださいます。

「ここは紅葉が見事です。秋は、それは大勢の人がいらっしゃるんですよ~」とガイドさん。「でも、今のような新緑の時も本当に素晴らしく、しかも人が少ないので、静かにゆっくり過ごしていただけます」と。

「ホント、すごく静か~。お庭独り占めできちゃう~」とミモロは、庭を望む縁に座り、しばらくの間、じっとに静かに過ごすことができました。

特別公開は、5月27日まで、ぜひ訪れてはいかがでしょ!


「感激しちゃった~」というミモロ。
「来てよかった~」 


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