「もう三が日終わっちゃったね~」とあっという間に過ぎたお正月の三が日。ミモロは、大晦日のお話をしたいよう。
「あのね~今年も、除夜釜のお茶会に行ったの…」
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一昨年から、大晦日の夜に、ミモロは、裏千家教授ランディーチャネル宗榮先生が主催する「除夜釜」で1年を締めくくっています。
今年の開催場所は、「梨の木神社」のお茶室です。
すっかり闇が包んだ夜19時に、ミモロは、車で京都御苑の東に位置する「梨の木神社」へ向かいました。
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「う~寒い~」だれもいない境内をトコトコ歩くミモロ。家からの途中、河原町通も今出川通も、あまり車も通っておらず、人の姿もまばらです。「いくら夜っていっても、まだ19時でしょ。いつもなら、もっと人とかいるのにね~」と。コロナ禍で外出自粛が求められる今年、大晦日といえども、町は例年とは異なる雰囲気です。でも、そんな状況でも、できるだけ平静を保ちたいという思いから行われた茶会です。
お茶会の受付のために、まずは和室に入ります。そこでまず手のアルコール消毒と検温を済ませます。
「ミモロちゃん、ようこそ~また、お着物で来てくださったのね~かわいい~」と笑顔で迎えてくださった栗山さん。
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「はい、今年も大好きな着物で来ました~」と、自慢の着物を自慢気に披露するミモロでした。
「もうすぐ始まるって~」と、茶室に入る準備をして待機。
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ミモロのお席には、他に1名。つまり2人だけのお客様です。
「あの~このお席は、初めてなので、ご正客お願いします」と、京都に旅行にいらして参加なさった方。
「え?ミモロが…はい、わかりました」とすでに何度もお茶席を体験しているミモロです。
ご案内の方に続き、いよいよ茶室に入ります。
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「わ~素敵な雰囲気~」床の間を照らす灯りが部屋全体を別世界へと誘うよう…。
床の間には、新たな年を迎える言葉のお軸や干支の置物などが…
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また、棚には、弥勒菩薩像が…
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「こちらにどうぞ~」と、マスク姿のランディー先生に促され、ミモロは、お席に…。隣の方との距離は、いつもより開いています。
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「本日は、ようこそいらっしゃいました~どうぞこのひとときを楽しんでくださいね~」と。
「はい、本日は、お招きありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします」と挨拶するミモロです。
「わ~ランディー先生がお点前してくださるんだ~」と、そっと喜ぶミモロ。
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「さぁ、お菓子をどうぞ~」。ミモロの前には、あらかじめ懐紙にのったお菓子が運ばれます。
「あ、食籠じゃないんだ~」。そう、最近は、できる限り手が触れないように、器を回すことがないのです。
「はい、干支のお菓子ですよ」と。「あ、丑さんのお饅頭だ~。頂戴します~」と、ミモロは、饅頭を小さく割って口へ。
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流れるようなお点前を拝見しながら、静かさの中に身を置くひととき。
「こういう時間って、いいね~」と思うミモロです。
ミモロの前に運ばれた茶碗を、次客との間において「お先に…」と挨拶。
再び自分の前において、「お点前頂戴いたします~」と主人に挨拶します。
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「う~美味しい~」と円やかなお味のお茶を目を細めていただきます。
そしてお茶碗を拝見…ミモロの場合、正座ができないので、ちょっとお行儀が悪い感じですが、お許しください。
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干支の絵が描かれたお茶碗が、このお席らしいところ。
和ろうそくの光が照らすお茶席…
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「今年は、コロナで大変な状況でしたが、来年は、いい年になるといいですね~」とランディー先生。
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除夜釜が、ミモロの心を鎮めてくれました。
昨年のお茶席には、年越しそばが用意されたのですが、今年はなしに…。でも、記念品に干支のお人形を頂戴しました。
月明りが照らす境内を駐車場へと向かいます。
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ミモロの住む下鴨エリアから、ここまで車で5分。
「おうちから、すぐ近くで、こんな素敵な体験できるって、京都だからだよね~」とつくづく思うミモロです。
まぁ、いつもなら、梨の木神社には、自転車で来る距離です。
それから…「今年は、百万遍知恩寺の数珠送りや甘酒のおふるまいもないし~」と、家で過ごすことに。
ミモロの2020年は、静かに幕をおろしました。
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贅沢な年越しで。
流石京都ですね。
ミモロちやん、うらやましい‼︎