ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

新年のご挨拶…下鴨神社には、大勢の参拝者。初詣で、今年の平和を祈ったのに~

2024-01-05 | 京都

2024年の元旦…ミモロは、「下鴨神社」に初詣に出かけました。


実業団駅伝をテレビで観戦した後なので、午後14時半をすでに回っていました。

「下鴨神社」の境内の鳥居から、すでに参拝者の列が続いています。
ミモロは、列の横を、本殿に向かって、ひたすら進みます。


楼門を過ぎ、拝殿の周りも、グルリと人の列が取り巻いています。

「なんか長~い龍がいるみたいだね~」と、干支の辰を思い、そんなイメージが…。

「本殿に参拝するの、別の日にする~だって、いつも来てるもの…」と、そう、ミモロは、毎月、お散歩に何度も「下鴨神社」には参拝しているので…初詣の参拝は、他の人に譲ることに。

でも、お正月は、いつも訪れる神社の雰囲気も華やいで…それが楽しみなのでした。

「破魔矢も授与されてる~」

ミモロは、参拝した神社やお寺で頂くお札などを、お友達や知り合いに贈るようにしています。
「人から贈られたお札やお守りは、とてもありがたいものになるのよ~」と、以前、知り合いに教えてもらいました。
他の人の幸せを願い渡す…また、他の人から思われている事…それがお守りなどに一層のご利益をもたらすとのこと。

自分のために頂くお守りと共に、大切な人のためにお守りを頂く…そんな心が大切かもしれません。

ミモロは、本殿での参拝を諦めて、向かったのは、拝殿の西側にある「比良木社(ヒイラギシャ)」です。

正式には「出雲井於神社」で、この社殿、天正9年(1561)のもので、寛永6年(1629)の式年遷宮で「下鴨神社」の本殿が移築されたそう。神社内で、最も古い社殿と言われます。(諸説ありますが…)

「開運厄除けのご利益があるんだって~」と、ミモロは、真剣にお祈り…

厄除けのご神徳は、お礼に木を社のそばに植えると、それが柊になるということから、付けられた名前とも…。

ここは、知る人が少ないのか、ほとんど参拝者がいませんが、実は、すごいパワーのある神社なのです。

「下鴨神社」での参拝を終えたミモロは、西側から、下鴨本通りへ進みます。
「あけましておめでとうございます!」とご挨拶に伺ったのは、ジェラートの専門店「友和堂」です。


「ミモロちゃん、いらっしゃい~あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いしますね~」とオーナーご夫妻。

「さすが素敵な着物姿ですね~」と言われ、「まぁね~」と鼻を膨らませるミモロ。

新年のご挨拶だけのつもりで訪れたお店ですが、ガラスケースに並ぶジェラートを見ると、ゴクンと喉が鳴りました。

厳選された素材で丁寧に作られたジェラートは、ここを訪れるイタリア人観光客も称賛する美味しさ。

「今、お客様の波が切れてるみたいだから…」と、大好きなラムレーズンのジェラートを頂くことに。

「今年は、結構、温かいから、着物着てると汗ばんじゃう…」と、ジェラートの冷たさが喉に心地よいよう。

「下鴨神社」から自転車で、「吉田神社」方向へ向かいます。
町中は、大勢の観光客ですが、郊外は、人が少なく、自転車で走りやすいのです。
学生が帰省している「京都大学」周辺もスイスイ走れます。

午後16時「吉田神社」に到着。

ここも参拝者の長い列ができています。
「吉田神社」は、2月の節分が一番賑わう時ですが、もちろん初詣も地元の人が大勢…。

ここでも、本殿の脇から参拝しました。

そこら自転車で、「平安神宮」方向へ。
その途中、「聖護院門跡」に新年のご挨拶に伺おうと…
自転車を、門のそばに止めようとしたとき…
門がギシギシと大きな音を立て始めました。風もないのに…と不思議に思っていた時…
「ママ!これ地震じゃないの?!」とミモロが大きな声で…
「早く、門から離れなくちゃ~」と、ミモロの声に従って、門から止めようとした自転車を奥へと動かします。
ギシギシギシ…瓦屋根が、ゆっくり左右に揺れています。釘を使っていない門は、しばらく揺れて、無事に元の状態に…

新年のご挨拶に事務所に伺います。「あの~今、もしかして地震ありましたか?」とミモロ。
「はい、大きな地震が能登で起きたようです。震度7以上だと…」と僧侶の方々が手にしたスマホから、警戒音が響きます。

京都でも、地震でかなり揺れたという声も…。東京生まれのミモロは、地震馴れ?というか、震度3くらいでは、寝ていても気づかないことも。しかし、今回は、揺れが長かったとか…地震が起こった時、自転車に乗っていたので、はっきりとわからなかったミモロです。初めて門が揺れて気づいたのでした。

「え~大きな地震なの?」と「東日本大震災」を東京で経験したミモロは、その時の不安な状況が蘇ったよう。
ブルブルと不安そうに震えます。

自宅に戻って、テレビを見ると、地震の状況が次々に報道されています。
「みんなが平和に暮らせますようにって、神様にお願いしたのに~」と、テレビに映し出される映像に目を潤ませるミモロ。

多くの被害状況が伝わる能登地方…「元旦にお家がなくなっちゃうって、どういうこと?!」
地震の犠牲で亡くなった方々を悼むと共に、被災した方のこれからの暮らしを思うと、心が苦しくなります。
「なにかミモロもできることないかな?」と、お小遣いからわずかでも義援金をおくろうと思うミモロでした。

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