ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

[叶匠寿庵 寿長生の郷」で学ぶミツバチのこと。いろいろな体験イベントが開催されるミモロおすすめの場所。

2023-03-10 | ショップ
「小さい体で、がんばってるね~」と、ミモロは、日本ミツバチの巣箱を見つめます。

滋賀県大津市の「叶匠寿庵」。そこの自然豊かな山と畑、梅林などがある「寿長生の郷」は、大津の人気スポット。敷地内には、和菓子の工場だけなく、食事処やカフェ、パン屋さん、和菓子屋さんなど、いろいろと楽しめる場所が点在しています。

ミモロは、そこで企画される体験イベントが大好き。今回は、「梅林みつばちツアー」に参加しました。

西洋ミツバチの巣箱を見学した後、向かったのは、日本ミツバチの巣箱です。
「昨年から、蜜が採れるようになったんですよ~」とお話くださるのは、敷地内の自然などのお世話をする村上さん。
山に置き始めた日本ミツバチの巣箱がやっと落ち着き、蜜を採れるまでになったことを、とても喜んでいらっしゃいました。

「養蜂家が飼うミツバチは、西洋ミツバチで、全国の花畑を巣箱を移動させ、蜜を集めることができます。ですから、アカシヤ、レンゲ、桜など花の種類で味わいの異なる蜜が生産できるんです。でも、日本ミツバチは、巣箱を移動させるのが難しいので、蜜は、百花蜜といわれるように、いろいろな花の蜜が集められたものになります」と。

西洋ミツバチより、一回り小柄な体形の日本ミツバチ。小さいけど、一生懸命、花の蜜などを巣箱に運んでいます。


日本ミツバチの巣箱の中は、西洋ミツバチのように木枠に巣を作らず、オリジナリティの高い形。

「もっと時間が経つと、窓いっぱいに巣枠が迫ってきます」と。

さて、働き者のミツバチの天敵といえば、体が大きなスズメバチ。

自然の木々などに巣箱を持つ日本ミツバチは、時折、このスズメバチの襲撃を受け、幼虫などが食べられてしまい、巣が壊滅状態になる危険が…。
「わ~スズメバチって大きいね~」と、その大きさにビックリ。
そんなスズメバチに、小さなミツバチたちは、次々に果敢に飛び掛かり、みんなでスズメバチを囲み、その体温でスズメバチを殺すのです。もちろんミツバチの犠牲者も多いのですが、巣箱を守るために身を呈するのです。
「スズメバチにも生活があるから、餌欲しいよね~う~自然の厳しさを感じるね~」と、いつも美味しいものをたくさん簡単に食べているミモロは、スズメバチにも同情してしまいます。

ここでは、大きなスズメバチが、日本ミツバチや西洋ミツバチの巣箱に入らないように、入口に金具を設置。わずかな隙間しかないためスズメバチの頭は、その隙間を通過できず、中に入ることが防がれるのでした。

「では、次は、ハチミツの試食に映ります」と。ミモロ達「梅林みつばちツアー」の参加者は、ふたたび敷地内の「お楽しみ広場」へと戻ります。

「さて、みなさん、スプーン1杯の蜜を集めるのに、ミツバチはどれくらい時間が掛かると思いますか」と村上さん。
「え~どれくらいかな?結構掛かるかも…」と首をかしげるミモロ。
「はい、約1か月です。つまり1匹のミツバチの一生がこのスプーン1杯の蜜になっているということです」と。
「え~そんなに掛かるの…」と驚きます。

まずは、西洋ミツバチのアカシアのハチミツを頂きます。

「ミツバチさん、ありがとう…」と感謝しながら蜜をペロリ。

「ワ~甘い~これ、よくパンに塗って食べるハチミツだ~」とミモロ。

続いて日本ミツバチのハチミツを舐めます。

「う~全然、さっきのと味が違う…なんか甘酸っぱい感じ…いろいろな花の蜜だから、味も複雑…でも、すごく美味しいね」と。


スプーンについた蜜も丁寧に舐めるミモロ。「だって、ミツバチさんたちの努力の結晶だよ~」と、ミツバチのことを知って、いっそうハチミツへのリスペクトが高まったよう。

「これから、もっと感謝しながらいただこう…」というミモロです。
ハチミツに限らず、あらゆる食べ物は、その命やそれを作りだす人や生き物の努力を頂くこと。「ありがとうございます」と食べる前に感謝したいもの。
「絶対、無駄にしちゃいけないね!」と。食物の廃棄など避けたいもの…。

「ありがとうございました~」と、ツアーに参加できたことにお礼を…

「では、記念にこれどうぞ~」と、小さなミツバチの消しゴムをプレゼントされました。「どれにしようかな?」と表情を選びます。


「梅まつり」の記念になった小さなミツバチの消しゴム。

ミモロは、リュックに入れて「お家に行こうね~」と。


3月中には、満開を迎える梅。

「あ、ミツバチが飛んでる…」

4月には、敷地内には、桜が開花。散策路をめぐる楽しさもさらにアップします。

「やっと温かくなるね~」と、寒さが厳しかったこの冬も、ようやく幕を閉じそうです。

*「叶匠寿庵 寿長生の郷」の詳しい情報はホームページ いろいろな体験イベントも企画されています。

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