京都の町の北側にある自然豊かな「深泥池」。ミモロは、この夏、そこに生息する生物の実態を調べる調査に参加しました。
池から収集した生物。「ヤゴやエビ、オタマジャクシなんか採れちゃった~」
ガラス瓶に入れて、次は、それの種類と数を丁寧に調べます。
今回の調査は、「深泥池水生生物研究会」「深泥池を美しくする会」「京都市北区」「京都市文化財保護課」などに食する人たちが中心になり、夏休みということで、子どもたちも参加したもの。
ミモロたちは、収集した生物を近くの地域の施設に運びます。
「では、みなさん、これから顕微鏡で観察して、収集した生物が何かを調べ、その数を記録してください」との説明。
「わかるかなぁ~?」
と。ちょっと心配になりながらも、ピンセットなどを準備します。
バケツやガラス瓶から生物をシャーレに移し、顕微鏡にセット。
「う~なんだろ?」
ミモロも真剣に顕微鏡を覗きます。
「う~ヤゴで~す」
それなら、顕微鏡を覗かなくてわかります。そのヤゴがなんのヤゴなのか分類するのです。
参加者は、京都大学の学生さんなどを中心に、図鑑を見ながら、分類しています。
「あの~先生、なんのヤゴかわかんないんですけど~」と、ミモロは、生物の研究をなさっている上西先生のところへ。
「どれどれ?」
「それはイトトンボのヤゴですね」「なんかミミズみたい~ヤゴでもずいぶん形違うんだ~」
「こっちはなんだろ?」と目を凝らして観察するミモロ。
図鑑を見ても、なにがなんだかわからないミモロでした。「だって、図鑑には、たくさんの種類が載っててよくわかんない~」とギブアップ。
でも、さっき教えてもらったものを集計をしている竹門先生に報告します。
「あの~イトトンボ1匹。それとギンヤンマ1匹です」とミモロ。「はい、どうも~」
バケツの中で見つけた珍しい生物。顕微鏡で見ると…「あ、これなんか見たことある~」とミモロ。
そう、プラナリア(トウナンアジアウズムシ)です。抜群の再生能力をもつことでも知られます。
「わ~かわいい~より目になってる~」とミモロは、しばらく顕微鏡を覗いていました。
こちらも、もちろん報告します。
「調査ってすごく地道な作業なんだ~」ということを実感。そんな調査をもとに、「深泥池」の環境整備が行われるのです。増加している外来生物。このモニタリングでも収取した外来生物は、処分へ。そして在来種は、再び池に戻します。
昼から夕方まで約4時間。ミモロは、池の調査に参加。
「すごく楽しかった~」と目を輝かすミモロ。そう、いろいろな生物が大好きなミモロです。
「ここは、天然記念物だから、いつもは、生物の採集は禁止されているの~」
夏から秋にかけて池には、さまざまな種類のトンボが飛んでいます。
「こんど、トンボの観察会もあるんだって~」。なにしろ自然観察が大好きなミモロなのです。ホントに変なネコ・・・
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