ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「京都府警察広報センター」。110番通報、振り込め詐欺などさまざまな体験が。大人にもおすすめ

2013-06-09 | 体験

最近、増加する振り込め詐欺事件。新聞やテレビの報道で、よく耳にする事件です。平和な暮らしを守るために、知っておきたいさまざまなことが、シュミレーションで体験できる場所があります。
それが、「京都府警察広報センター」です。


ミモロは、ある日、京都府庁に隣接する「京都府警察本部」へ。「なんか警察って、ドキドキしちゃうよねー。悪いことしてないのに…」と。

「京都府警察本部」の1階にある「京都府警察広報センター」は、だれでも自由に入れる開かれた場所。
入口には、本物の白バイが。


京都府警のマスコットキャラクター「ポリスまろん」君もお出迎え。

「あのー見学してもいいですか?」とミモロは、広報のスタッフに恐る恐る尋ねます。
「はい、どうぞ、ゆっくりいろいろ体験していってくださいねー」と、とても親切に。

館内には、ずらりとシュミレーションができるマルチ映像の機械が並んでいます。

画面を見ながら、警察のお仕事などを知ることができ、また、クイズ形式で、目撃した犯人のモンタージュづくり体験、振り込め詐欺体験、110番通報体験など、さまざまな体験ができるようになっています。

「なんか、面白そう…」とミモロは、次々に画面をタッチして体験します。

いくつか体験した中のひとつをご紹介します。110番通報体験に挑戦!

画面をタッチして、モニターの指示に従って、作業を進めます。

どんな事が起きているのか?どこで起きているのか?など、冷静に伝えられたかな?
「なんかドキドキしちゃったー。これシュミレーションだからできるけど、本当の事件に遭遇したら、ちゃんと伝えられるかな?でも、こういう体験したから、ちょっと自信ついたよー」と。

子供向けと思われがちな体験シュミレーションですが、実は、本当に体験してほしいのは、大人や高齢者の皆さん。
さまざまな事件や事故に巻き込まれたり、遭遇するケースは、断然、大人の方が多いのですから。

特に、振り込め詐欺体験シュミレーションなどは、おすすめです。

また、目撃した犯人のモンタージュづくり体験でも、見た記憶が実に不確かなものであることを痛感します。

「これも体験しよう…」とミモロは、自転車シュミレーションへ。
自転車に乗って、画面に映る町の中を交通規則にしたがって、ゴール目指して、時間内に到着するゲーム感覚の体験です。

ミモロは、小さいので、かわって運転を…。あれ?どこ見たらいいの?とドギマギ。規定の時間内に到着できずゲームオーバー。「もう、運転下手なんだからー。これじゃ、危なくて自転車に乗れないよー」と荷物のバスケットに乗っていたミモロからお叱りの言葉。まぁ、当分、自転車を買って、京都の町に乗ることは飽きらめましょう…クスン。

「もし、時間があれば、警察官になりませんか?」と先ほど、入口で迎えてくださった広報センターの担当者。
「え?警察官になれるの…」と、ミモロの目が輝きます。

センターの一角にあるブースへ。「はい、そこに立ってください」と言われ、ミモロは、緊張した面持ちで…

ミモロが、じっと見つめる先には、カメラが。

ミモロの顔が、PCの画面に映し出されています。「どのスタイルにしますか?」と。
選べるスタイルは、機動隊、女性警察官、白バイ隊、ポリスまろんなど全6種類。「あのーやっぱり女性警察官がいいなぁー」と、いうことで…。

撮影したミモロの顔を制服と組み合わせます。「帽子もかぶりましょうねー」と。

完成したのが、この映像。
人間のボディーに合成するので、全体のバランスは変ですが、顔の部分は、なかなか可愛く…。
「わーちゃんとお耳が帽子から出てる…こんな帽子欲しいなぁー」と。ミモロらしさを見事に表現してくださいました。完成した画像は、プリントアウトして、記念写真としてもらえます。
もちろん誰でも、希望すると映してもらえますよ。ぜひ…。

小学生などの見学が主だそうですが、先ほども言ったように、大人も、ぜひ一度訪れたい場所。十分、楽しめます。全部体験したら、1時間以上はかかります。「京都府庁」や「京都御苑」などを訪れた折、ぜひ、足を伸ばしてみてはいかがでしょう。ここでいろいろ体験から感じるのは、自分の経験や記憶が不確かなものであるというでした。

たった一度の体験でも、意識はかなり変わります。平和な暮らしを守るため、また市民としてやるべき行動などを、いろいろ学べる施設でした。

京都の町は、自転車がすごく多く、歩行者用の舗道を走行する自転車が目立ちます。自転車が、人と接触して、怪我を負わせ、加害者となることも多いのが実情。またレンタル自転車などを利用する外国人には、きっと日本の交通ルールが理解されていないと思うこともしばしば。ヒヤッとすることも多いんです。観光都市として京都の課題は、さまざま…。



ところで「京都って、テレビで見てると殺人事件多いよねー」と、2時間ドラマを見たミモロ。確かに、ドラマの事件が起きるのは、京都が一番多いのでは…。でも、それは人気のロケ地が京都だから…。「なんで犯人と会うのに、将軍塚や嵐山まで、行くの?遠いし、わざわざそこまで行かなくてもいいのにねー。また拝観料払ってまで、お寺の境内で、待ち合わせする?」と。犯人の犯行の移動ルートより、事件を解決する側の移動ルートの方が、絶対に不自然で、不可能なことも、京都に住むミモロは、しだいに感じているようです。まぁ、ドラマですから…。最近、ミモロにとっては、ドラマのストーリーより、どこで撮影しているかの方が、関心があるようなので…。

京都府警察は、ドラマのように事件が多発しないよう、日夜、府民の安全を守っているのです。

*「京都府警察広報センター」京都市上京区新町通下立売上ル 電話075-451-9111<問い合わせに絶対110番しないように!!>開館時間9:30~17:00 平日のみ開館


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5 コメント

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Unknown (竹口のおばちゃん)
2013-06-09 15:14:07
結構、面白そうな施設ね、ここ。
確かに、子供より大人やお年寄りが利用すべき施設やと思うわ。 
もっと、府警も広報活動して、来客数?を伸ばすべきですね。

ミモロちゃんの女性警官姿、一瞬、ヒキましたが、オーダーで仕立てれば、バッチリだと思う。
りりしさの中にも可愛さが見え隠れする、府民に愛される婦人警官になれる・・・と思う。
返信する
面白いところだったよー (mimoro)
2013-06-09 19:30:09
ゲーム感覚で、いろいろ学べる施設です。
もっと大人に来てほしいもの・・・。

ミモロの警官姿、顔は、かわいいでしょ。
お耳がポイントなんだから・・・。
返信する
じ 事件です (がちゃぴー)
2013-06-09 19:59:53
テレビを見ていると、さすが人気のロケ地~京都には事件が多いー
でも現実は 京都府警がしっかり守ってくれているんだよね。
大人も子供も備えあれば憂いなし シュミレーション体験は大切ですね。
返信する
白バイカッコいい! (アート)
2013-06-09 21:38:31
竹口さん、今は婦人警官って言葉、死語らしいですよ^o^ 婦人ってダメなんだとか。

今は女性警察官って言うそうです。

白バイカッコいいなあ。

いつの時代も正義の味方は必要なんです。

疾風のように現れて疾風のように去って行く~月光仮面はだれでしょうU+1F3B6

府民の安心安全のために頑張って欲しいですね。

ミモロちゃん、アートとのツーショット写真いただきました。
ありがとう(^。^)
返信する
そう、大切・・・ (mimoro)
2013-06-09 22:05:46
がちゃぴーさん、シュミレーションって大切。
やってみると、結構できない自分を思い知ります。

アートさん。いろいろありがとうございました。
また、広報センターに遊びに行きたいでーす。
ためになって、面白かったから・・・。

ぜひ、京都府以外に住んでいる人でも、
だれでも利用できるので、みなさん、京都に来たら、
寄ってみてくださいねー。

京都は、ドラマのように殺人事件はおきませんよ。
京都府警が、守ってくれてまーす。ご安心を・・・。
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