毎月のように訪れる京都の北に位置する紫野エリア。「大徳寺」の東門の向かい側に、モダンな雰囲気のお店があります。
「ここギャラリーかなぁ~。なんか素敵なものが並んでる~」と、モダンな佇まいのお店の外から中を覗くミモロです。


ここは、「古美術 鐘ヶ江」。昨年9月にリニューアルしたお店は、それ自体がアート。
店内には、竹芸 田辺竹曇斎による竹と花のインスタレーション作品が.

「あの~拝見してもいいですか?」と遠慮がちに声を掛けるミモロ。「はい、どうぞ、ご覧ください~」とここの三代目となる鐘ヶ江英夫さん。

まるで美術館のような店内。

彫刻、金工、漆芸、七宝などさまざな分野で活躍する名工たちの見事な作品。

「すごい~どれも感動しちゃう・・・」と目を凝らして作品を見つめるミモロです。
展示されている作品で、ミモロが心惹かれたのは、動物などをテーマに作られたもの。

「チョウチョの図案だ~」乾漆蝶蒔絵手箱漆芸のまばゆさに感激。

「これアザラシだよね~」金工による作品は1930年代のもの。

「かわいい子犬もいる~」こちらも金工、1910年 高橋凌雲の銅子犬置物です。

「すごい大きい~オオサンショウウオだよね~」迫力ある金工による作品にもビックリ。

ミモロが拝見している間も、次々に外国人観光客の方々が店内へ。
その方々が必ず足を止める作品が、こちら・・・

さて、ここが美術館と違うのは、すべて購入が可能だということ。表示にはもちろん値段はありません。
「本当に気に入って、その価値がおわかりになる方がご所望されるものなので~」と鐘ヶ江さん。
ふらりと訪れて、気軽に購入できるものではないよう。もちろん美術品コレクターにとっては、ここを訪れると素晴らしい出会いに恵まれ、即決でお求めになる方も・・・・。
「お探しの作品や作家などがございましたら、お気軽にお問い合わせください」とのことです。
ミモロは、とても畏れ多くて、ただ拝見するのみ。
「でも優れた美術品が、目の前で拝見できるって、素晴らしかった~」と感激しきり。
日本人観光客にとっては、かなり敷居に高い古美術商。京都には、本当にたくさんあります。
そこで扱う品々もいろいろ。「美しいものを目にするって、なんか心が豊かになるね~。どうもありがとうございました」と、お礼を言って店を後に・・・。

*「古美術 鐘ヶ江」の詳しい情報およびお問い合わせはホームページで
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