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ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

京都府南丹市の自社工場で作られる風味とコクが豊かなゴマ油。胡麻の専門店「山田製油」

2014-03-06 | ものづくり

阪急の桂駅から徒歩10分ほどの場所にある「山田製油」は、ゴマ油など、ゴマ製品の専門店。「へーこういうお店があるんだ~」と、お友達に紹介されたゴマ好きのミモロ。「わーいい香り」お店に入ると、香ばしいゴマの香りが…。


棚に並ぶのは、さまざまな種類のゴマ油や、すりゴマ、練りゴマなど、すべてゴマから生まれた製品です。


ここは、昭和7年に、現在の社長のおじい様が、創業したゴマの専門店。なんでも、ゴマ油づくりを始めた創業者の山田さんは、体が弱く、そんな折、玄米食など、体にいい食べ物や食べ方を実践するマクロビオティクに出会い、健康を取り戻したそう。そこで、健康にかかわる仕事をしたいと、始めたのが、ゴマ油づくりでした。その方法を継承し、本格的に生産を開始して10年。三代目の社長、山田康一さんになってから、現在のようなスタイルに。

「山田製油」の製品は、すべて合成添加物、保存料、着色料、化学調味料を一切使用していないもの。昔ながらの製法をベースにしたオリジナル製法で作られます。安心、安全・・・もちろん味のよさも評判です。

「セサミンっていうのが、老化防止や健康促進にいいんでしょ!」とミモロ。毎日、ゴマを食べる習慣を付けると、きっと健康に…。ミモロの毛ツヤもよくなりそう…。

「ゴマをすりましょ~」と鼻歌混じりで、お店に置かれたすり鉢のゴマをすります。「うー重い…」
ミモロには、こっちのサイズの方が…「やっぱりゴマは、すり鉢でするのが一番…いい香りだよね~」

「ゴマ油って、いろんな種類があるんだ~」白ゴマ、金ゴマ、黒ゴマなど、味見できるようになっています。「どれにしようかな?」とミモロは、店で味見できるものを、片っ端から試します。
「お気に入り見つかりましたか?」とお店の方。「ゴマ油をちょっと香りづけに使うと、料理の味がいっそうよくなりますよ」と。現在、国内で消費されるゴマの大部分は、外国産だそう。ここでも、南米やアフリカなどのものが使われます。「中国産は、使ってないんです!」とキッパリ。

すべての製品が外国産のゴマ製品ではなく、一部、純国産のゴマ製品も。しだいに、ゴマを栽培する農家も増えつつあるようですが、まだその生産量は、全体のほんの一部とか…。


数ある製品の中で、ミモロが気になったのは、坦々麺に入れたい「ごまらあ油」。焼肉や炒め物に便利な「へんこだれ」、常に新鮮な風味が味わえる「すりごまの小袋入り」です。「あのー『へんこだれ』ください」と、焼き肉好きのミモロ。

「これなぁに?」棚の下に置かれた茶色のもの。
「それは、油を搾った後のカスです。肥料などにいいんですよ」ゴマの専門店ならではもの。

「あ、ゴマを使ったスキンケア製品もあるんだ~」
 ソープ、美容オイル、ボディークリーム、リップバームなどが開発されています。なかでも、おすすめは、ハンドクリーム(1680円)で、ちょっと値段は、高めですが、ゴマ油が40%含まれていて、手にのばすと、しっとり感が長時間持続して、スベスベの手に。

「ゴマって、いろいろ使えるんだね~」と。「アツアツご飯にふり掛けて食べたいー」。また食欲が増すミモロでした。


*「山田製油」の詳しい情報は、ホームページで。インターネットでも購入可能です。また、京都駅の地下街、ポルタの京みやげエリアにもお店が。


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コメント (3)
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