
お友達にすすめられた美味しい和菓子の店「丹波小豆 和菓子処 四代目松川」で
桜餅を買ったミモロ。
「ちょっと、歩いてみよう」とその周辺をお散歩します。

「わーキレイな桜・・・」
青い空に映える濃いピンクの花をつけた彼岸桜です。
ミモロが花に見蕩れていると、そばで庭掃除をしていたその家のご主人が
ミモロに話しかけました。
「この桜には、よくメジロが来るんですよ」
花の蜜を求めて、やって来るそう。
ミモロがずっと見ていたせいでしょうか、メジロは残念ながら見ることができませんでした。ちょっと残念なミモロです。
でも、その桜の木の下にカワイイ花を見つけます。

「カワイイお花。水仙だね」
小さなミモロの大きさによく似合う小さな花です。
そんな花が咲いていたのは、住宅地にある額の専門店。
写真や絵などを飾るために、それに似合うオリジナルのフレーム(額縁)を
作ってくれるお店「アート&フレーム額縁屋」です。

「中に入っていいですか」ミモロが尋ねると「どうぞ、どうぞ」とご主人。
ミモロはさっそく店内へ。

「いろいろな大きさのフレームがある」
店には、いろいろな種類のフレームがあり、好みの色やデザイン、素材を選び、
中に入れるものに相応しいサイズを注文できます。

「お気に入りの写真を入れて、お友達にプレゼントしようかな?」
そうね。とても素適なアイディアね、ミモロ。
お店の前にある木馬で、ちょっと遊んでから、また散歩を続けます。

「あそこに白い木がある。まるで雪をかぶっているみたい」
遠くから見えた木は、ミモロのいうように、枝に雪をつけたような姿です。
近づくと、大振りの花が、枝の先にいっぱい。

白い木蓮です。枝にのったミモロ。「大きな花ー」

春は、本当にいろいろなところに花を見つけます。
「田園調布に住む人って、お花が大好きなんだね」とミモロ。
確かに、家の前やテラスには、そこに住む人が置いた花の植木鉢などが
いっぱい。
桜の木も多く、東急線が走る脇には、桜並木が続きます。
「町の中でも、お花見ができるね」
桜の開花宣言もされた東京。
こんなに桜があったのか、と毎年思うほど、いろいろな場所に
美しい姿を見せてくれます。
今年は、花見も控え気味。
静かに、桜の姿を眺め、桜が見られる幸せを感じることでしょう。
あなたにとって、今年の桜は、どのように見えるでしょうね。
旅のポイント:楽しい旅の写真は、どんどん増えて、プリントしたものも、ただ引き出しに入れられたままの状態も多いもの。特に気にいった写真や、思い出深い写真は、
ぜひフレームに入れて飾ってみてはいかがでしょう。ただプリントしただけの写真とは、違う素適な雰囲気を味わえます。子供の描いた絵も、額に入れるとすごくモダンな感じになったり、フレームの魅力ってスゴイですよ。
「アート&フレーム額縁屋」東京都大田区田園調布1-25-4 電話03-3721-5964 営業時間9:00から18:00 交通:東急東横線多摩川駅徒歩10分