
御殿場の乗馬クラブでの初騎乗を果たしたミモロ。
「自然の中を馬で進むって本当に気持ちいいね」と大満足。
馬に乗ると、視線が高くなるので、林の中を進んでも、歩くのとは、
全然違う景色が展開します。
見上げる木々の枝もすぐ目の前に。自然との一体感は抜群です。
そして、見晴らしがいいんです。
秋のススキの時期など、背の高いススキの穂の上に視線が出るので、
広々とした草原を一望できます。これって馬じゃなきゃ見えない景色。
ぜひ、この感じをみなさんにも味わってほしいもの。

静寂の自然の中で、聞こえるのは、風の音や木々の触れ合う音、野鳥の声、そして
馬の鼻息やひずめの音など、人工的な音は一切なし。だから
そのいずれもが、本当に心癒してくれるんです。
ミモロも、それがわかったよう。
林の中に過ごす楽しさにひたっています。

「まだまだ、笹が食べたいの?」
近くで、笹をバクバク食べている馬を見て、食いしん坊のミモロ。
馬の気持ちがわかるようです。

でも、もう出発のとき。
白い馬に再び乗ろうと、近くの木に登ったとき、
馬は、ミモロを乗せる前に動き出してしまいました。

「置いてかないでー」ミモロは、木にしがみつきます。

ミモロの状態に気づいたコーチが、枝からミモロを下ろして、
馬に乗せてくれました。
ほっとしたミモロです。
しばらく、林の中を進んで、ミモロはのせた馬は、厩舎に戻りました。
「ただいま!すごく楽しかったよ」

「また乗せてね。ありがとう」ミモロは、白い馬にお礼をいいます。

「ぜひ、またいらっしゃいね」とクラブのやさしいお姉さんスタッフ。
「ハイ!ぜひね」
ミモロの乗馬体験は、忘れられない素適な思い出になりました。