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ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

2025年ミモロの「祇園祭」。豆うちわワークショップの「唐丸」へ。雨の山鉾巡行は、自宅のテレビで

2025-07-18 | 京都

「あ、ワークショップやってたんだ~」と、高辻通沿いで看板を見つけました。

ここは、京からかみの「唐丸」。以前も何度か「京からかみ体験」に参加したことがあります。今年は、豆うちわづくり体験で、7月15日と16日に開催。

 

店の奥のスペースでは、参加者が熱心に作業をしています。

「京からかみ」というのは、日本に昔から伝わる文様で版木を作り、そこに雲母、胡粉、顔料などを調合した絵具をのせ、掌で丁寧に摺り上げる伝統の装飾和紙です。主に、襖紙や壁紙に使われ、お座敷に品格と趣をもたらすもの室内装飾です。

最近は、和室がない住宅も多く、襖がないことも。でも、「京からかみ」は、実は、洋風の住宅にもマッチする図柄なのです。

欧米のクラシックな住宅では、壁に織物を貼っている場合も多く、そこには、さまざまな文様が織り込まれています。「一流のアートって、どこか共通するんだよね~」と思っているミモロ。

モダンな住宅の壁紙として使用される場合も…。また、一部をフレームのように仕立て、飾るのも素敵です。

「ミモロちゃん、お久しぶり~」とお店の方。以前ミモロは、ここの取材をしています。

「暑いけど、頑張ってるのね~」といつもすてきな笑顔。「はい、祇園祭ですから…」と答えるミモロ。「わ~今年も、豆うちわづくり体験したかったなぁ~」と残念そう。でも、この体験は予約なしで参加できます。でも、この日は、家にもどらないと‥。

豆うちわは、ミモロが持つには、大きすぎますが、壁に飾って夏の風情を楽しむのも素敵です。

「他の日にもいろいろな体験プログラムやってますから、ぜひ、そちらに参加してみたら?」と。

「唐丸」では、毎日のように体験プログラムが開催されています。「ハガキ摺り体験」「御朱印帳づくり体験」「パネルづくり体験」「照明づくり体験」など、いずれも事前申し込みで1名から受け付けてもらえます。他にも、工房見学や唐紙が使われている町家探求ツアーなども。「わ~それいいね~今度、お友達誘って参加したいです!」とミモロ。京都旅の楽しみに、ぜひ参加してはいかがでしょうか?

「これ、欲しいんだ~」とミモロが憧れているのが、ハガキが自宅で擦れる版木セット。

もちろんハガキ以外にも使いたい版木。自宅で摺れるように、絵の具などもセットされています。「ネコ足か魚の模様ないかな?」とミモロ。う~それ日本の伝統文様じゃないから…。でも、「青海波」はありそう。

お店の中をアチコチ歩き回ってから、「また、お邪魔しま~す」とお店をあとに。

*「京からかみ 唐丸」の詳しい情報はホームページから

 

さて、話変わって、7月17日は、「祇園祭」の「前祭」の23基の山鉾巡行の日。京都は前日から豪雨が襲います。朝目覚めたミモロは、「わ~すごく雨が降ってる…」。ベランダにも雨が吹き込んできます。

「山鉾巡行見物に行けない…」と。雨に弱いミモロは、濡れると、カビる危険性が…。そこで今年は、家でKBS京都の祇園祭の番組を見ることに。

テレビにかじりつくミモロ。いろいろな解説も聞け、ゲストの石川さゆりさんのコメントも、とても京都愛に満ちたもの。「わ~みんなビショビショになってる~」。「長刀鉾」を先頭に、四条通には、くじ取の順番で山鉾が待機しています。傘がさせない鉾を動かす大工方や引手の人たちは、すでにずぶ濡れ状態です。

時折、雨は激しさを増し、地面に跳ね返るほど…。

通常、辻回しには、車輪の下に敷く竹に水をかけ、滑りをよくするのですが、今年は、すでに十分、地面も竹も濡れているので、水を撒くことはありません。草鞋や足袋の足元は、ぐっしょり。

雨のおかげで、暑さは厳しくはありませんが、湿度が高く、やはり熱中症の危険はあるとテレビで…。「前祭」の全23基の山鉾が巡行するには、2時間以上かかります。「先頭の長刀鉾の後は、渋滞状態になるから、待っている時間が大変なんだよね~」と。

「あ、蟷螂山だ~カマキリさんビニールに覆われてよく見えない…」

いつもは、手を動かすカマキリもビニール袋のなかで身動きができません。

それぞれの山鉾が、くじ改めを行い、それを担うのは、小学生からご高齢のベテランまで。裃姿で、古式にのっとり行います。

「みんなビッショリ…夏だから風邪はひかないと思うけど…」と、その凛々しい姿に感激するミモロでした。山鉾巡行見物は、2階から眺める人も多いのですが、今年は、眼下に傘が連なることに…。また、市役所前に設置された有料観覧席も、一部ビショビショになり、また激しい雨に空席も目立ったとのこと。

「お菓子食べよう…」とテレビの前のミモロは、次々にテーブルの上に好きなものを並べてはパクパク。「ここ特等席だね!」と。すでに何度も見物しているミモロですから、その現場の臨場感はよくわかっているのです。でも、やはり現場で見るのが、最高なのでは?本当に久しぶりに豪雨となった山鉾巡行。そこに携わる皆さんの熱意と伝統を守る姿勢に感激するばかりです。

夜は、「八坂神社」から神輿渡御が、四条通の「御旅所」に向けて行われます。そして、明日からは、「後祭」の山鉾が、新町通付近に姿を現し始めます。

しつこいですが、ミモロは、21日と23日の16:30~21:00に「大船鉾」でご奉仕します。会いに来てください!

 

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四条通に鉾が建ち、八坂神社に三基の神輿が勢ぞろい。お友達を案内するミモロです。

2025-07-14 | 京都

7月12日の朝、ミモロは、お友達と待ち合わせた「京都駅」にバスで向かいます。

四条通の「高島屋百貨店」のそばには、「祇園祭」の「長刀鉾」の姿が現れ始めました。

この日は、「前祭」の鉾の曳染めが、午後に行われます。「夜には、帰ってくるから、その頃は、いろいろな山鉾が見られるかも…」と思いながら、バスから眺めるミモロです。

お出かけを終え、ミモロが「八坂神社」の前で、再びお友達を待ち合わせをしたのは、18時を過ぎた頃。

「もうすぐ来るかなぁ~」と、石段下でお友達を待ちます。

「浴衣着て行こう…」今年初めての浴衣でお出かけ…「う~暑いけど、お祭りだもの…」。「ここにも参拝しなくちゃ~」と、「八坂神社」に来ると、必ず挨拶するのは、「大国主社」。「ミモロちゃん、浴衣よく似合いますね~」と大国主命に言われたの気がしたミモロです。

本殿に参拝後、その前にズラリと並ぶ三基の神輿。

「わ~立派ね~お神輿初めて見た~山鉾巡行は、見たことあるけど…」と東京から来たお友達は感激。

京都を訪れる観光客の中には、「何度も祇園祭を見たことある~」というリピーターも多いのですが、なんと「祇園祭」は、「山鉾巡行」がメインだと思っている人もいるのです。「祇園祭のメインは、神輿だよ~」と鼻を膨らませて語るミモロです。

ミモロ自身も京都に暮らすまで、神輿渡御を見たことがありませんでした。「山鉾巡行は、神輿渡御の前に行われる、町のお清めの意味があるんだから~」と、お友達に言うミモロです。

「神輿は、「八坂神社」のご祭神の素戔嗚尊のご家族みんなで町に出るんだよ~」。中央の「中御座」には、素戔嗚尊がお乗りになっています。「東御座」は、奥様の櫛稲田姫命の神輿です。

そして、一番大きな神輿は、「西御座」で、重さ3.2トン、そこには、お子様たち8人の御子神が乗られます。「人数多いから、重いんだ~」とミモロ。う~神様の体重ってあるの???

すでに何度もお神輿を拝んでいるミモロですが、「あ、鳥がたくさんいるんだ~」と、それぞれの神輿を見て思わず声を…。

そう、今まであまり意識していなかったのですが、神輿の屋根をはじめ、いろいろな場所に小さな鳥が止まっています。

「あれ、鳩?スズメ?それとも鳳凰の子供かな?何羽いるんだろ?」と、ミモロの疑問は膨らむばかり…。今度、詳しい方に伺ってみましょうね。「ほら、これが神幸祭の神輿渡御のスタートの石段下の様子だよ~」と、昨日、お話した扇子を広げます。

7月1日から7月31日まで行われる「祇園祭」。毎日のようにさまざまな神事が次々に行われます。「ホントにたくさんの神事があるんだね~」と、まだ全部を見たことはないミモロです。ぜひ、「山鉾巡行」や「神輿渡御」以外の神事や祭事も拝見したいもの。

*「八坂神」の詳しい情報はホームページから

「なんか喉渇いた~暑いもんね~」と言い出したミモロは、神社をあとに、祇園の町へと向かいました。

お友達とトコトコと祇園エリアを歩き、夕暮れが迫る頃、「ここでひと休みしようね~」と入ったのは、京都でも有名なバーのひとつ「祇園サンボア」です。

そこのテーブルで、「ジンフィーズお願いします」と顔なじみのマスターに…。

「ミモロちゃん、お酒飲めるのよね~」とお友達。「うん、ネコだから、お酒飲んでも年齢関係ないの~顔にも出ないタイプだから…」と。

「あの~今日、お誕生日なんだ~」とお友達がポロリ。「え~そうだったの!じゃ、ハッピーバースデー 乾杯!」と。

「そんな大切な日にわざわざ1泊で京都に来たの?」「うん、ミモロちゃんといっしょで嬉しいよ~」と。それから二人は、いろいろなお話を…楽しい夜が更けてゆきます。

「お腹空いたね~」と、すでに20時過ぎ。でも、お腹が空いたことを忘れません。「では、また、伺いま~す」とマスターに挨拶してお店を出ます。

この日、たまたまマスターはお店にいらしたそう。この時期、マスターは、「祇園祭」で大忙し、なかなかお店にいないとか。というのは、子供の頃から「長刀鉾」の囃子方をなさっているのです。50人は乗る「長刀鉾」。「暑いでしょ?」とミモロ。「はい、凄いですよ~でも、毎年のことですから…」とサラリ。幼い頃から、大人の間に入って、そこでいろいろな体験をし、京都の人としての礼儀なども身に着けるのです。そこで育まれた人の縁も財産に…。

人の姿もない、祇園の道を、トコトコと…。「素敵な夜ね~」「うん…」ほろ酔い加減のミモロです。

祇園サンボア」に関して、ミモロのブログで詳しくお話しています。ぜひそちらをご覧ください

 

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「涼」を求めて、蓮の花を愛でる早朝散歩へ。6時台なら、まだいくぶん涼しい京都です。

2025-07-10 | 京都

「やっぱり蓮の花って、涼しげだね~」とミモロが石橋の欄干の隙間から眺めるのは…

池に咲く蓮の花です。昼間の外出が危険!と思われるほど暑い京都。でも、1日中、家の中で過ごすのは、ミモロにとって苦痛のよう。そこで、この日も5時台に起きて、朝の散歩に出かけました。向かったのは、「平安神宮」の北側のエリアにある浄土宗大本山の「金戒光明寺」です。

ここは、幕末、会津藩が京都守護のため駐屯した拠点です。向かい側の山には、「知恩院」があり、京都の町に通じる三条通を両側から見張った場所。京都の町を望む山にあり、ここからは、遠く西山方向や「京都御所」「二条城」なども見える、警護に適した立地だったのです。

「あ、京都タワーが見える~」高い場所だけに、風も渡り、幾分涼しい感じです。まずは、宗祖、法然上人のお姿を祀る御影堂に参拝。「南無阿弥陀仏…」と手を合わせます。

そして向かったのは、「山門」の東側にある池です。

「わ~蓮の花、咲いてる~」と、その清らかな姿に心洗われるよう…。

蓮の花としては小ぶりですが、その清楚さが魅力かも…。池のまわりを巡っては、いろいろな角度から花を眺めました。

さらにミモロは、じっくり眺めたいので、石橋の欄干に…

バシャバシャと突然大きな音…「なんだろ?」と身を構えるミモロ。「この池の下に地獄があるのかなぁ~」と池を覗き込むミモロ。蓮の池に来ると芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を思うよう。池からの音は、そこに住む大きな鯉が出したよう。ミモロが池に落ちたら、パクリと食べられそうな大きな口の鯉です。まぁ、ミモロを食べても栄養になりませんから…。

だれもいない境内をトコトコ歩いていて、「あ!」と足を止めた看板が…

 

犬の散歩の遠慮を促すもの。「ネコはいいのかな?」まぁ、ネコは、お寺にもいるみたいだし、規則正しく運動のために散歩することはないので…出入り自由です。でも、野良猫たちは、この猛暑がかなり大変そう。昼間、その姿を見ることはほとんどなく、おそらく涼しい日蔭でジッと暑さを避けているみたい…。

さて、「あそこの蓮も見る~」と向かったのは、「南禅寺」の門のそばの蓮の池。

「なんかこれからって感じ…」まだ蕾も多く、あまり花がありません。

以前は、池のすぐ近くまで行けて、そばで花を見られたのですが、最近、周囲に立ち入り禁止の標示があり、生垣越しに見るしかなくなりました。

「前は、葉っぱの上にものれたのにね~」と。観光客の増加で、安全のために、多くの規制が増えているよう…。

また、それを管理する人の働き方が変わり、勤務時間に沿って、見学や体験できるものの時間が短くなっているのが現状。「しかたないね~」と思うしかないミモロです。

「もっと直接的に涼しくなろう~」と…。あの~なにしてるの?真剣に何かに向かうミモロ。

声をかけても返事もありません。横に回ると…

あ、かき氷食べてたの…。大好きな揚げたてのコロッケを買いに寄った今出川通沿いの「

中村屋惣菜製作所」

 

いろいろなお弁当もあり、暑くて料理をしたくないという人にもおすすめです。

ここでは、夏の間、かき氷を販売することになったそう…。顔なじみのミモロは、特別にちょっとだけ試食させてもらうことに…。「いちごのシロップも自家製で、色も自然のものなんだって~美味しいね~」と。

「また、ぜひ来てくださいね~」と、やさしい笑顔の店員さん。

「やっぱり涼は、目だけじゃなくて、お腹からも求めるのがいいと思う…」というミモロです。いよいよ「祇園祭」の鉾建ても始まりました。暑さを考慮して、例年より1日、多く鉾建ての日程が組まれたそう。

昨年よりも確実に厳しい暑さ…昔は、もっと気温が低かったはず‥軒に下がる風鈴の音が涼を誘い、大人は縁側で団扇で仰ぎながら、庭で子供たちがする花火を楽しんだもの。寝るときは、蚊帳(かや)をつったことも。「もうそういう夏の風情ないね~」とミモロ。そう、エアコンの部屋で過ごすことが奨励される現代です。

ともかく熱中症に注意しながら、猛暑の京都くらしを楽しみたいミモロです。

 

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「祇園祭」」の「大船鉾」で厄除け粽セッティングのお手伝い。町には、祭りの雰囲気が

2025-07-08 | 京都

「もう一息…」とミモロは、「祇園祭」で授与される厄除け粽セッティングの作業に励みます。

 

毎年、数千本用意される「大船鉾」の「厄除け粽」。玄関のところに祀り、家へ厄が入ることを防ぎ、家内安全、無病息災などをもたらすお守りです。

ミモロがご奉仕しているのは、24日に山鉾巡行が行われる「後祭」の「大船鉾」で、鉾を建てる「四条町」と「大船鉾保存会」の方々と共にご一緒に。厄除け粽セッティングは、昔から女性たちが担うもので、男性は、作業がスムーズに進むよう、粽の補充や完成品の回収など、女性たちの周囲で気を配っています。「祭での男女の役割は、昔からのもの…時代が変わろうと、変わらない伝統のひとつなんだよね~」と思いながら、作業に励む女の子のミモロです。

「わ~ずいぶんできたね」集められた粽の箱が次々に会場の一角に積み上げられてゆきます。

その箱のそばで、ひとつひとつ粽の確認作業が行われ、シールが剝がれかけたものや、形が悪いモノなどが排除されます。

「厳しい品質管理だね~」不備が見つかった粽が授与されることはありません。ご安心ください~

「あれ~もうおしまい??」ミモロが先ほど一緒に作業していた「平安女学院大学」の学生さんのテーブルには、もう粽の姿がありません。

 

「なんか寂しいなぁ~でも、ご一緒できて楽しかった~」と。

京都には、学生さんが参加できる祭りが多く、他の地域では経験できないことが学生時代に味わえるのです。また、人手が多く必要とされる伝統の祭りで、若い力は不可欠。少子化が進む京都でも地元の若手だけでは、祭りの維持は難しくなっています。

「京都って、大学の数多いから、学生さんいっぱいいてよかったね~」と思うミモロですが、近年は、留学生が急増し、日本の伝統文化への関心を示す学生ばかりではなく、祭りへの参加者の減少も…。「今年は、大阪関西万博にも、多くの人手が求められ、いろいろな面で人員不足なんだって~」と、どこかで耳にしたミモロです。

「では、ボランティアの皆さんの作業はここで終了です。お疲れさまでした」との役員さんの声が会場に響きます。

「わ~終わっちゃった~」と、まだまだ祭りに関わっていたいミモロですが…「では、少し早めですが、お昼のお弁当をどうぞ~」との声で、「お弁当だ~嬉しい!」とさっそく作業のことは忘れ、頂くことに。

 

一緒に作業した方々と、お話しながら頂きました。「ミモロちゃんは、粽授与もやるの?」と聞かれ、「うん、21日と23日の夜の16:30から「大船鉾」の町会所にいるよ~」と。ぜひ、よかったら、その時、ミモロに会いに来てください…小さいので見つかりにくいかもしれませんが、そこにいらっしゃる方に「ミモロちゃん、どこですか?」と聞いて頂ければ、会えると思います。

さて、ボランティアの人たちの作業は、9時から始まり、11時には終了してしまいました。でも、別枠の「厄除け粽」の作業が、地元の方々で続けられます。

 

ここでは、女性だけでなく、鉾に関わる男性たちも作業を…。「ミモロちゃん、お疲れさまでした~もう大丈夫ですよ~」と言われ、「じゃ、また、鉾が建つころ伺います」と、会場を後にしたミモロです。

外は、36度を超す暑さ…。さすがに人の姿も少ないよう…山鉾巡行が行われる通りでは、すでに電柱などに保護ネットなどが設置され、普段の通りとは違う雰囲気…。山鉾が建つ場所は、提灯がさがり、夜は、祇園ばやしなどの練習も行われます。

 

「いよいよって、感じだね~」と、祭りを迎える町の変化が、いっそう祭りへのワクワク感をもたらしてゆきます。

「新町通」にある「大船鉾」の会所も、すっかり祭り雰囲気に…17日以降に、ここに大きな鉾が建ちます。

「厄除け粽」は、神事の後に授与されるのです。「なんかワクワクしてきちゃう…」

ミモロは、四条通の「大丸百貨店」へ。通りに面した場所には、大きな龍頭が…

「1年ぶりだね~」と懐かしそうに挨拶するのは、この黄金の龍頭が「大船鉾」の舳先を飾るもので、ミモロにとってはとても親しみを感じる存在なのでした。

山鉾巡行での姿は、毎回、心躍るものがあります。「カッコいいんだよね~!」と

 

今年「大船鉾」の舳先を飾るのは、江戸時代から受け継ぐ金色の大幣になります。「そっちもすごいんだよ~」とミモロ…。山鉾巡行で、最後を飾る鉾は、「前祭」「後祭」の両方とも船の形。町の通りを進む大きな船の姿は、なんとも不思議であり、特別な感じが…。「いろんな時代の荒波を越える感じがする~」と思うミモロです。全国各地には、さまざまな山車が巡行する祭りがありますが、船の形の山車は、稀なのではないでしょうか?

「今年も絶対見るんだ~」と24日の「後祭」の山鉾巡行を楽しみにするミモロです。

「あ、祇園祭関係のお土産がいっぱいある~」と。「大丸」の1階では、「祇園祭」コーナーが…

 

「ちょっと涼めた~」とデパートでしばし体を冷やしたミモロ。再び、熱風が体にまとわりつく町へ。

提灯がさがる四条通は、「祇園ばやし」のBGMが流れ、祭りが始まっていることを告げています。

今、京都を訪れる人は、くれぐれも熱中症に注意して!本当に猛烈に暑い今年の京都です。

 

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雨上がりに訪れた「京都府立植物園」。紫陽花は盛り…バラは終わりかけてるけど、いい香りで~す。

2025-06-24 | 京都

「ここの紫陽花もキレイに咲いてる~」とミモロの顔より大きな花のそばで…

雨上がりに訪れたのは、「京都府立植物園」です。

下鴨から行くミモロは、園の東側の「北泉門」から中へ。門から近い場所には、池があり、そこは「あじさい園」で、植物園の中で、紫陽花が集まっているエリアです。

京都各所に咲いている紫陽花ですが、「雨の合間に行こうと思ったら、あんまり遠くに行けないね~」ということで、とりあえず植物園に…。毎月訪れる大好きな場所で、「来るたびにお花の様子が変わっている…」と、楽しみにしているのです。

「ちょっと来ないと、時期外しちゃうね~」と。そう、「ササユリ」のすでに盛りは過ぎてしまったよう…

しっとりと雨を含んだ草の上…転ばないように注意しながらトコトコと…

向かったのは、植物園の南側にある「ばら園」です。

クンクン…「わ~いい香り…」花に鼻を近づけるミモロ。そこまでしなくても十分薫りは楽しめます。「ばら園」に入るだけで、辺りから芳しい香りが…。

実は、バラもすでに花の盛りは過ぎていますが、まだ6月中は楽しめそう。

「あれ~このバラ不思議…」とミモロが見つけたのは、濃いピンクと薄いピンクが組み合わさったバラ。他にも同じような形の花がありました。

いろいろな種類があるバラの花…そのいずれもが、それぞれの個性をもっているのです。「ホント、いろんな形や大きさ、色があるね~」バラほど、その種類が多い花は稀ではないでしょうか?それほど多くの人を魅了し、さまざまな園芸種を作り上げる意欲をもたらしているのかも。

あまりに種類が多く、その名前が覚えられないミモロ…。すべてバラ…の一言で済ませています。

鼻を近づけて、香りを楽しもうとしたミモロ「う!先客がいる~」とビックリ。

コガネムシでしょうか…頭を花の中に突っ込んで、蜜を舐めているようです。「どうも失礼しました~」と、ミモロは、邪魔をしないように、その場から離れました。

「わ~空気がバラの花の香りがする…いい香り~」と深呼吸。ベンチに座り、しばしのんびり…「お弁当持って来ればよかった~」と。

「ばら園」からは、遠く比叡山の姿を見ることができます。

ベンチに長く過ごすと、眠くなりそうなミモロ。さぁ、今日は、ご用事あるから、早めにもどりますよ~「え~もう行くの??」と、もっと遊んでいたいミモロです。

「ばら園」の東、「北泉門」に行く途中、噴水のところを通ります。

噴水の周りにも花が…それを見ながら門へ向かう途中…「あ!ペンギン…シロクマもいる!」とミモロが足を止めました。

 

あ、ホント…可愛いイラストが地面に…。「何度も来てるのに、気づかなかった~」とミモロ。このイラストは、噴水そばで方位を示す標示です。

南にペンギン、北にシロクマ…「あ~南極と北極の感じね~」と。そして東に太陽、西に月が描かれていました。なんで今まで気づかなかったんだろう…。「きっとまだまだ知らないことがあるんじゃないの?」というミモロ…。

園内には、夏の花が目立つようになりました。

また、園の西にある「観覧温室」では、夜ライトアップで、幻想的な夜の植物の姿を見ることができます。(別途有料)

「もっと頻繁に来ないと、いろんなお花の盛りを見逃しちゃうね!」と。はい、また来ましょうね~

*「京都府立植物園」の詳しい情報はホームページから

 

 *ミモロのブログは、秋のお引っ越しを控え、「はてなブログ」でもアップしています。

 

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