きのうの平和式典の番組は、その時間に観ることができました。
これまでは(その年によって、観れなかったことも時々ありましたが)
いつも蝉の声(現地の)が、話をほとんど かき消してしまうのです。
蝉たちに、「今だけ静かにしてー」 とは言えませんからね。
でも、今回は全部字幕で観れて、本当に助かった。
発表した小学生の二人の子ども達は、とても立派で頼もしく感じられました。
内容は当たり前のことばかりなのに、それが出来ない大人たち。
恥ずかしかった。。
夜のNスペでは、腹が立ったり、呆れたり、しまいには
自分の中で「戦争って、、こういうものなんだ…」となっていきました。
人のフツウの理解力からは、はるかに かけ離れている。
理不尽のかたまり。。
その後の番組、渡辺謙さんの『戦争を語る』。
ここ数年、真剣に戦争について調べ、考え、現地に赴き、
当事者に逢って話を聴いたりしておられる。
その上で、こういうようなことをおっしゃった。
「『戦争は悪いこと、戦争なんて絶対しちゃいけない』と、
戦争をすすめる指導者を非難したりするだけでは、戦争は無くならないと思うんですね。
それぞれが、自分の日常の暮らしの中で、
意見など自分とはゼンゼン違う人をも、ありのまんま認め、まるごと受け入れる、
そんなお互いになる、ということが大切だと思うんです。」
この2~3日、自分の周りでちょっと思うことがあったんですが、
このメッセージに尽きる、って思ったんです。
100%丸ごとスッキリ受け入れる、というところ。
当分、私の宿題となっていきそうです。