michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護で 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

邦画を見てのあれこれ   〔聴こえ〕

2009-07-28 07:22:56 | Weblog
こないだレンタルでDVDを、2本借りてきました。
うれしいね、半額クーポン~

たくさん並んでいるけれど、
洋画は、TVでも観れる、と思って、
やっぱり邦画のコーナーに足が向いていく。

そして、昔の名画も良いんだけど、
それらは日本語字幕が付いてないものが多い。
私には、‘お手上げ’。

それで、だいたい いつも、‘最近の邦画’ということになる。


字幕入りの邦画を観るっていうのは、
耳にぼんやり聴こえてくることを、
確認する形になることが多いんだけど、

 「え、そんなことしゃべったの!?」
 「あら、そんな音がしてるの!?」
となることがよくあって、
自分の耳が いかに頼りないかを
確認することになっていく。。

でもそれは、事実なんだから、仕方ないこと――。

 (アンプ付きのデッキで、ヘッドホン使用。
  ボリウムは充分なんだけど。)



今回の映画は、
『山のあなた―徳市の恋』と、『歩いても歩いても』。
どちらも良かった。


『山のあなた』は、ロケがとても美しい。
緑の山、清らかに流れる川、
そして
明治の終りでしょうか、大正でしょうか、
古いたたずまいの温泉旅館など、
う~ん、とうなってしまう。


ある場面だけは、観ていてい辛かった。

少年が、按摩さんが見えないからと
イタズラをするのです。

わたしの心は、耐え難いほどでした。
  
でも、その少年は、
両親に先立たれ、不安定な暮らしから、
そのような行動が出てきてしまうのかも…。
そんな風に思えてきたんです。


「許せない」とか「許す」とか、
そんなことじゃないんでしょうね、きっと。
コメント
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