michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護で 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

「おすこやかに」   〔気づいたこと〕

2009-07-11 09:41:46 | Weblog
キウリ君の‘うどん粉病’は、
下の方の、大きい葉っぱだけ。

上の若い葉っぱは、とっても元気。

よく観ると、
産毛のような細かいトゲトゲが、
まるで高級ベルベットのように美しい。



そして蔓は、
シッカリと紐を掴んでいる。


こんなことも、
感動してしまうんです。

  わぁ、、すごいねぇ

  お前は、最高に綺麗だよ





2日くらい前から、
部屋にいてて
蝉の鳴き声が聴こえるようになってきました。

初鳴きなのか、
それとも、
自分がやっと気づくようになってきたのか・・・。

  自分の耳鳴りに、かき消されそうな状態なので。
  (ここんとこ、暑さのせいか、
   耳鳴りが、またひどくてね。)



補聴器屋さんからのハガキの、
切手の欄に、
こんなこと書いてありました。



  「この夏 聞こえも さわやかに…」

こういけたら、
なん~も言うことないんですけどね…。




去年の『暮らしの手帖』だったと思うんですが、
ある人が、老婦人から戴いた‘暑中見舞い’に、
こう書いてあって、ハッとした、というんです。

  「夏、おすこやかに」

なんという表現でしょう。

「おすこやかに」の後に、
「!」とか 「――」 は、無い。

  夏を、健やかに過ごす。

こういうような生き方を、この老婦人は
常々されているのでしょうね。

だからこそ、その 人となり でもって、
こういう言葉を書けるのでしょうね――。


そういえば、今朝の‘天声人語’にも、

  『老い に うち勝つ』みたいなことじゃなく、
  『老いと共に』

という文章があって、

うん、うん、と頷きながら読みました。




コメント (2)
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