michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護8年。 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

教科書通りではなくって   〔本〕

2009-07-15 07:23:50 | Weblog
星野道夫さんの『アラスカ 風のような物語

この本、もう3度目かしら、読み終えて、
心がなにかに満ちてくるようでした。
(プレゼントしてくれた妹に、感謝☆)


抜書きしたい箇所はたくさんあるんですが、
その一つは、

カリブーの話。

繁殖期、雄たちは、命をかけて戦うんだけれど、
その間に、別の雄が来て、
なんとチャッカリ交尾してしまうことがあるんだそうです。

『自然は強い者だけが生き残り、子孫を残してゆくという。オオカミに襲われるカリブーの群れは、逃げ遅れた弱い者が犠牲となり、群れは強さを保ってゆくという。とてもわかりやすい説明なのだが、自然は、本当にそんな教科書通りに動いているのだろうか。もっと偶然性が支配している部分があるのではないだろうか。自然は、ある意味において、弱い者さえも包容してしまう大きさがきっとあるような気がする。
 (中略)
 自然の番狂わせは、何か気持ちをホッとさせる。弱者には、弱者なりの生きる術がちゃんとあるのかもしれない。』


私も、なんだかホッとして、
頬がゆるんでくるようでした――。



本の抜粋って、入力するには原稿台にも乗りにくく、
 ナントカ本を開いて押さえて…、
 という格好になっていたんですが、
 
 思いついて、ページの上・中・下と 写真に撮って、印刷して、
 それを入力してみました。
 
 とってもラクチンで、本も傷まず♪ 


 ――と書いてから、思い出したんですが、
   スキャナーとか、そういう機械があれば良いんですよね。。

   でも、そんなに頻繁に使うわけでもないし、

   今ある状況の中で、自分なりに工夫してナントカ…。
   そんなのも好きだし、

   なにより、慢性金欠病ですしネ
 
コメント (2)
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