michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護で 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

あの曲がった先には、どんな風景が…

2020-09-23 21:11:55 | 想い

NHK『子連れ信兵衛』の高橋克典さんが、超カッコイイ

以前から克典さんて、好感もってたんだけど、

大好きになってしまいそう~

ものすごい剣の達人なんだけど、人に諭されたりすると、グッと考えて

自分を省みる。 その表情が良い

 

 

敬老の日があって、母を祝い、

そうして自分のこれからのことを考えた。

 

今はとにかく、母がなるべく充実した暮らしをして、天寿を全うできるようにと、

出来る範囲でお手伝いをすること。それがお役目。そのための日々。

 

 で、そのあとは…?

 

私は以前から長生きしたいとは思えてこないんです。

死にたいとも思わない。

 なりゆき、かな――。

 

昔は、イロイロあった。若いころ。

希望もなにもなく死にたくなって、山道をふらふら歩いたことがある。

それでも、「あの曲がった先には、どんな風景が…」と思えてきて、

そんな、先を楽しみにする気持ちが 自分の中にまだあることにハッとして、

これからも生きていこうよ、と思ったっけ。

 

今、これからの日々も、「この先、どんな風景が…」というような気持ちで

やっていくのかな。

 

日々、様々なことがあって、ため息が出ることがよくある。

それでも、ちょっと楽しかった、プチハッピーとか

温もりを感じて、ありがたいと思ったり

自分なりにその気になって頑張ったよね、と自分を認めてやりたくなったり

そんなことでナントカやれてるし、

これからも、そんな感じでいくんじゃないかな――。

 

 

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本当に良い仕事って――

2019-10-23 14:20:00 | 想い

 

最近見た録画番組で。

中国で日本語を勉強し、TV局のリポーターになった若者が、

東日本大震災の被災地で、あるおじさんに話を聞くという場面。

おじさんは「家を流され、もう、辛くて・・・」。

その若者は、じっと聴いていて、静かにこう言った。

「あの、、おじさん、抱きしめて良いですか?」

そして、しっかりと抱き合ったのです。

こころ動かされる場面でした。

 

それとは別の話です。

ニュースで、今回の台風の避難所。

リポーターは、ある小学生に、こう聞きました。

「家、帰りたい?」

私は唖然としました。

推測するに、子どもたちは、今置かれている状況、

今は、この避難所で暮らさなければならないことを

一生けんめいに受けとめようとしているのではないでしょうか。

そういう時に、そういう質問を投げかけないでほしい。

あのリポーターは、どういう意味で、あの質問を投げかけたのかは分かりませんが、

取材を受ける人の身になってほしいと思ったことでした。

 

           

 

私の方は、

このところ、様々な申請・手続きなどのために、役所や病院など、

必死で回っています(母の介護をしながら)。

大事なことなので、ほとんど筆談して頂いて有り難いです。

そんな中で思うのは、誠意をもって、相手の身になって、というのは、

本当に良い仕事になる。

そんなことが しみじみと思えてくるのです。

 

 

 

 

 

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母と新年を迎えられるということが

2018-12-26 09:40:41 | 想い

今年は、もう1週間をきってしまいました。

以前は、よく散歩して、こんな写真を撮ってたっけ。

霜で覆われて凍ったようになってる、その中で

ちゃあんと花が咲いてる。

そんなのに元気づけられるんです。

 

3ヶ月で戻る予定だったのに、もうすぐ3年になる。

母は、2泊3日のショートステイから戻っても

「ああ~、やっぱり家が一番良い~」と

毎回言ってる。

最期までこの家で過ごしたいそうです。

 

日々ナンダカンダあっても、無事に

母と 新しい年を迎えられそう、というのは

しみじみ ありがたく思えてくるのです。

 

 

 

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やっと新年を迎えられる気持ちに

2017-12-31 16:53:00 | 想い

ご無沙汰でした。

師走に入っても、新年を迎える準備、なかなかエンジンかからなかったんですが、

きのう、玄関の人形ケースが汚れてるのが前から気になっていたし、磨いたら

スッキリきれいになった。

そこでやっとスイッチが入ったんです。

  新しい年を、すがすがしく迎えたい。

あれやこれや、せっせと準備を進めた。

母にはお花を生けてもらいました。

こうして、それなりに元気で新しい年を迎えられること、

有り難いことだと思えてきました。

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『心象記憶』

2017-10-13 14:22:18 | 想い

いつも母は ヘルパーさんに お風呂に入れてもらっています。

ほっかほかに温まって上がってきて、

その度に「ああ、極楽~」と言うのです。

「こんな、昼間っからお風呂入れてもろてー」

そして、昔のことを思い出し、ニコニコと こんなことを言うのです。

「そのころは全部で10人くらいの家やった。嫁だから、お風呂は一番最後。

michiはまだ小さかったから、眠くなる時間。

寝たらあかん~寝たらあかん~言うて起こしながら入れたんや。」

 

――この話はもう何度も何度も聞かされ、その度にこちらは

「すみませんでしたねぇ。お世話になりましたね」と笑いながら頭を下げるのです。

 

さて、かめおかゆみこさんのメルマガ〔今日のフォーカスチェンジ〕10/4のテーマは、

「自分を幸福にするために」でした。

一部抜粋すると、

 

  そして、あらためて、「心象記憶」の
  おもしろさに気づいたのです。

  私ほど極端でなくても、誰もが、
  記憶のずれはもっているでしょう。

  ということは、
  いま、こうだと思いこんでいること、

  それって、事実とはことなる場合が
  あるということです。


  自分にとって、うれしくない記憶が、
  もしも、自分の思いこみによって
  つくられているとしたら…?

  それを後生大事にかかえている
  必要って、あるのでしょうか?

 

これ、とても共感し、心に深く入ってきました。

そこから思ったんです。

母の昔話は、年齢の計算が合わなかったり、

ん?ほんとに?と首をかしげたくなることもあったりしますが、

母はとにかく、昔を懐かしんだり、目の前の人とおしゃべりしたい、

そういうような気持ちから話をしているのかも、と。

何度も同じ話を聞かされても、

ああ、楽しんでいるのね~、と

受けとめられるようになってきました。

 

 

 

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親の心、子知らずでした…

2013-01-19 08:22:22 | 想い

センター試験だそうですね。

どうぞ、これまで頑張ってこられた成果を、

充分に発揮できますように。

 

           

 

入試というと、私には、ほろ苦いような想い出があるんです。

高校の入試の日、母が付き添ってくるというんです。

電車を乗り継いでいくんだけど、自分一人で充分。

でも、どうしても、と言われて一緒に家を出ました。

 

電車に乗って座ると、

「目が疲れるから、目をつむっときー」などと言う。

車窓からの風景を見たからといって、目が疲れるなんて――。

 そう言っても、きかない。

 

  通じないんだなぁ。。

その時は、そんな風に思ってしまっていたんです。

いえ、その後も、事あるごとに そんな風に。

 

でも、自分が大人になり、

子どもを持つようになって、あれこれ体験したりして、

初めて母の気持ちが分かってきた。

母の優しい想いを、愛情を、ちっとも受けとめようとしていなかった、

そんな未熟な自分だったんだ…。

 

  ごめんなさいね、お母さん。

  親の心 子知らずでした。

本当に申し訳なかったけれど、

素直に自分の至らなさを認められるようになってから

ちょっぴりラクになったような――。

 

そうして、今でも母には心配かけたり、

世話になってばっかりの

  そんな私なんです。

 

 

 

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そのイメージで頭いっぱいになっちゃうだけなのね

2012-08-09 07:05:04 | 想い

きのう書いた、バス通院のこと。

友だちに話すと、「うん、△◇医院も帰りのバスに間に合わせてくれるよ」。

とても簡単に言うんですよ。

  へぇ、私はとっても感激したけどね~。

  いろんな受け止め方があるもんだわねぇ。

でも、ちょっと待てよ。

考えてみたら、歯科と医院は事情が違うし、

時間とか、あらゆる状況が違う。

その友だちは、歯科のスタッフの方々が、

精一杯こころから尽くして下さる様子も見ていない。

 感じ方が違っても当然かもね――。

 

         

 

歯科では行ったときに、「痛いところないですか?」

と訊いてもらったので、

「歯医者さんでこんなこと訊いて良いのかしら、とは思うんですけど…」と

前から上あごにコブみたいな固いものがあり、時々痛みがあって、

ヘンな病気ではないかと気になっているので、

訊いてみたんです。

そうしたら、それについての説明は特になく、

部分義歯の方を調整して下さった。

 

今朝ネット検索してみたら、あった。 ↓

http://www.kokugeka.com/07-8/faq_3093.html

私のは小さいもので、今のところ特に気にすることは無さそうで、ほっ。。

この病気、ほかのサイトではもっと重症の写真があったり

「手術」とか「術後、抜糸のあと、また出血…」とか

怖くなってきちゃう。

も、そういうイメージが膨らんで、頭の中がいっぱいになりそう。

 

でも最初に、穏やかなやさしい感じの解説を読んだので、

ああ、そうかと、落ち着いて受け入れられたんですよ。

  「にんげん」って、「感じ方」って、

  おもしろいもんだなぁ、って思いましたね。

 

 

 

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