michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護8年。 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

本当に良い仕事って――

2019-10-23 14:20:00 | 想い

 

最近見た録画番組で。

中国で日本語を勉強し、TV局のリポーターになった若者が、

東日本大震災の被災地で、あるおじさんに話を聞くという場面。

おじさんは「家を流され、もう、辛くて・・・」。

その若者は、じっと聴いていて、静かにこう言った。

「あの、、おじさん、抱きしめて良いですか?」

そして、しっかりと抱き合ったのです。

こころ動かされる場面でした。

 

それとは別の話です。

ニュースで、今回の台風の避難所。

リポーターは、ある小学生に、こう聞きました。

「家、帰りたい?」

私は唖然としました。

推測するに、子どもたちは、今置かれている状況、

今は、この避難所で暮らさなければならないことを

一生けんめいに受けとめようとしているのではないでしょうか。

そういう時に、そういう質問を投げかけないでほしい。

あのリポーターは、どういう意味で、あの質問を投げかけたのかは分かりませんが、

取材を受ける人の身になってほしいと思ったことでした。

 

           

 

私の方は、

このところ、様々な申請・手続きなどのために、役所や病院など、

必死で回っています(母の介護をしながら)。

大事なことなので、ほとんど筆談して頂いて有り難いです。

そんな中で思うのは、誠意をもって、相手の身になって、というのは、

本当に良い仕事になる。

そんなことが しみじみと思えてくるのです。

 

 

 

 

 

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