熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

情報公開と情報隠ぺい

2021-07-19 17:53:15 | 五輪
18日、選手村に滞在中の選手2人の陽性も初めて判明しました。

組織委員会は「プライバシー」をタテに詳細情報をひた隠しにしていたが、南アフリカスポーツ連盟・オリンピック委員会(SASCOC)が自国関係者だと発表すると、追認するという大マヌケぶりです。

水際対策はザル、情報は隠蔽と、世界に恥をさらす狂気の祭典になること請け合いですね。

COC(チェコオリンピック委員会)も18日、来日した代表チームスタッフの陽性が確認されたと発表しました。

成田空港で実施された抗原検査、続いて行われたPCR検査で判明し、機内の濃厚接触者と共に隔離中だということです。

この件について組織委はいまだ言及していません。

西武学園医学技術専門学校東京校校長の中原英臣氏(感染症学)はこう言っています。

「南アやチェコの対応は極めてまっとうです。米前大統領や英首相が感染したように、いつ誰が陽性になってもおかしくない。リスク管理の面でも適切な情報の開示・共有が欠かせないのに、統制を敷くとは強権国家そのもの。情報を隠せば隠すほど、政府が嫌う風評やデマが飛び交うことになり、無用な混乱を招くだけです」

本当にその通りですね。

日本は情報隠ぺい、世界は情報公開。

五輪に限ったことではないのですが、その差は大きいですね。

国民は情報公開の重要性を認識して政府与党に圧力をかけなければいけません。

日本のメディアは頼りにならないので・・・




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