熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

大震災と国民

2011-06-21 23:20:36 | Weblog
ニューズウイーク誌に、東日本大震災に対する日本国民の対応についてのコメントが掲載されていました。

日本の大学に勤務する韓国人准教授のコメントです。

一つは、被災者の冷静で秩序だった対応です。
これは、大多数の外国の人達が同様な見解を述べていました。
私も同じ意見です。

この准教授の方は、このような日本国民の素晴らしい行動が、逆に政治家、官僚を甘やかせていると指摘していました。

その通りかもしれませんね。

中国の高官も、「日本の国民は一流、経済は二流、政治は三流」と言っていましたね。

もっと政治家、官僚に厳しい意見を言うべきですね。
例えば、政治家の後援会から集団で退会するとか。

二つ目は、原発事故に対する行動です。

福島原発事故を受けて、ドイツ、イタリア、スイスは、脱原発を宣言しました。
韓国も同様です。

ところが肝心の日本では、脱原発の動きが鈍いという意見です。
確かに、県知事選で原発推進派の現職知事が当選し、脱原発は争点になっていませんでした。

しかし、世論調査では、70%以上の人が脱原発に賛成で、都内でも脱原発のデモが行われていますので、必ずしも脱原発の動きが鈍いとは言えないようです。

マスメデイアの取り上げ方が小さい、国民の主張がソフト(これは大人の対応で良いことなのですが)であることが原因かもしれません。

脱原発についても、もっと政府、政治家に対する集団としての圧力が必要なのかもしれません。

政治家に期待するのは無理そうなので、市民レベルで脱原発の計画を纏めて、その計画を支持する政治家を応援する方が現実的かもしれません。





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コメント
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