懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

昭和の古い町並み写真展 その25 「甍 (いらか)」 倉敷市倉敷紡績

2012年05月08日 | 昭和の古い町並み写真展
昭和の古い町並み写真展 その25 「甍 (いらか)」 倉敷市倉敷紡績を撮影

倉敷紡績は大地主だった大原家が起業した紡績会社です。倉敷は倉敷紡績や倉敷レーヨン(クラレ)の企業城下町です。水島コンビナートに沢山の大企業が進出していますがよそから来た企業は影が薄い。
いまだに倉敷市に強い権限をもっているのは倉紡、クラレです。
倉敷市の発展にも大原家の存在なくしては語れないが。

この倉敷紡績は国内生産のコスト高で海外に製造拠点をうつしている。
その跡地はアイピースクエアーという観光、宿泊施設になっている。

このころはまだ工場の操業はされていた。
工場の正面や周囲の写真を撮ったかというと残念ながら撮影していない。
高い刑務所のような塀に違和感さえあった。
女工哀史のイメージが強く撮影する気もなかった。
現在はこの施設は近代化遺産となっている。早島にもレンガ造りの倉敷紡績の工場があったがいつの間にか消えていた。
幾度と見ていても本人がその価値に気付かなければ何も記録に残らない。
「きづかなければ写せない、写さなければ残らない。いつまでもあると思うなその景色」だ

倉敷の美観地区、イオンや倉敷駅北のアウトレットなどの商業施設は大原家、倉紡やクラレの所有地でもある。


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