懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

昭和の古い町並み写真展 その64 「水辺の民家 その1」 倉敷市児島下津井

2012年09月18日 | 昭和の古い町並み写真展
昭和の古い町並み写真展 その64 「水辺の民家 その1」 倉敷市児島下津井

港町は土地が狭いので石垣を積み宅地用の確保している。
現在ならばコンクリートで護岸をするがコンクリートのなかった時代は木杭を打つが捨て石で泥地を強化して石垣を組んだ。
江戸時代になり人口が増え洪積地に町を造る必要があった。
築城などの石垣を組む技術が都市造りに生かされる。
大阪も東京も泥の土地であったと言われている。
大阪の梅田は埋めたから埋め田、梅田に転じたと書かれている。
江戸城も湿地帯で石垣の基礎に木杭が打ち込まれている。

石垣は力のバランスで持ちこたえているが液状化などで地盤沈下すくと脆く崩れる。
この下津井の港は現在埋め立てられ沖にコンクリート護岸で造り変えている。
(瀬戸大橋の橋脚や橋の建設と引き換えに下津井の再開発がはかられ埋立地と広い道路ができた)
この港を満潮の時に撮影したが水面と舟で石垣が見えず再度干潮に撮影にきた。
水辺の古い民家と石垣が今もまだ残っていれば撮影に値する。



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