懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

日本茅葺紀行 NO,274 山形県米沢市の民家

2016年02月25日 | 日本茅葺紀行
米沢市の郊外を走ればまだ茅葺が残っている。
曲り屋の立派な民家があり現在も撮影できるのは有り難い。
雪国である雪囲いや支えに使う棒を木に立てかけてある。新潟でもよく見る風景だ。
五月になると花も一斉に咲く遠くの山は雪山だ。私の住むところでは味わえない風景だ。
最初見たときは私も家内も感動したが毎年のように来ていると感動も薄れてきている。
感動の無い旅は気をつけなければならない。

私は助手席か窓を開けて撮影するので道のあるところでないと撮影できない。
撮る場所が限らているし画像が水平垂直になっていない。
人間は立たないと垂直を感じとれない。
健康な人は二本の脚で立って三半規管で垂直になるようにバランスを取るのであろう。
私の撮った写真は被写体と水平になっていないと傾いてしまう。
斜めから撮る時は家内に車の外から撮ってもらう。

米沢には身体障害者の部屋のあるホテルがあるので便利だ。
米沢で吉野家の牛丼では味気ないのでささやかな贅沢をして米沢牛を食べる。