懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

蒸気機関車 長万部機関区

2016年02月04日 | 昭和の遺物たち写真展
長万部機関区にD52蒸気機関車、日本の蒸気機関車で一番の力持ちである。
D51より一周り大きい。北海道の函館本線と室蘭本線に最後の活躍の場としていた。
戦後の復興を支えた機関車でもある。

読売新聞の日曜に掲載されれる本の紹介に鉄道関係の本が八冊あった。
本は売れないと言いながら鉄道ファンはそれなりにいるので売れるのだろう。
紹介のあった本は1.忘れじの温泉電車、2.伝説のブルートレイン全列車
3.知られざる鉄道遺産 4.昭和の終着駅 汽車のあった風景等

関心のあったのは鉄道遺産、私が蒸気機関車を撮っていた頃は鉄道遺産や近代化遺産の言葉はなかった。
みんな蒸気機関車ばかりに目がいっていた。こんな言葉があればもっとみんな建物などに興味をもったと思う。人間はみんなが騒ぎ出さないと乗ってこない。ファーストペンギンにはなかなかなれない。人がやりださないと動かない。
私も鉄道設備も遺産になるという考えがあればもっと違った視点で撮れたとおもう。
先入観としてあったのは明治以降の物は国の文化財にはなりにくい。コンクリートの建物は文化財の価値がない。こんな考えが根底にあったようにおもう。

鉄道遺産については本のタイトルをパクッテ、忘れじの鉄道遺産と名付けてブログなり写真展にしてみたい。私の数少ないネガから鉄道遺産に該当するものリストアップしてみる。

写真を撮るのもボケーと撮ってはいけないとつくづく思う。
しっかりとテーマをもって徹底して撮り物語にしないといけない。