懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

岡山の茅葺民家写真展 -28 小屋も茅  その3

2014年07月17日 | 岡山の茅葺民家写真展
撮影場所 岡山県加茂町(現在は津山市)

母屋も小屋の茅も大分くたびれてきている。
茅葺きは手入れをしないと長持ちしない。
特に北側は陽が当たらないので茅が乾燥しない。
刺し茅をこまめにすれば延命もできるが痛みだしたら加速度的に痛む。
茅は屋根材としては耐久性が短い。維持費にコストも掛かる。
21世紀まで茅葺が残る事が驚異でもある。
日本瓦だけの風景さえ珍しくなった。
甍の波のと唄われて頃の光景も撮るのが難しくなった。

小屋は農業資材を入れるものか、大きな柿の木が二本、日本の農村風景である。
懐かしい風景だなあと思いながら撮影する。
私の撮影は平成の時代になっても昭和の懐かしさ追い求めている。