懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺民家  島根県大東町の民家

2013年05月10日 | 茅葺き民家
撮影場所 島根県大東町(現在は雲南市)

島根県は奥出雲から北部の出雲地方までよく撮影に走った。
このエリアは茅葺民家の多い場所でもあった。
出雲の西側は浜田まで茅葺民家の少ないところだ。
江津を始め石洲瓦の本場のため瓦葺きに建て替えた家が多い。。

大東町までは一般道で行っていた。
鳥取県、島根県と農免道が整備されていてこれを利用すると信号も少なく早く着ける。
大東町も山の中の集落を走ると茅葺民家が残っていた。
一本一本谷筋の集落を走りさがした。
谷筋を挟んで対面する二軒の民家があったのでお互いの家の裏に回り撮影させてもらう。
この頃は斜面も楽に登る事ができた。
今は車の中からしか撮れないので平凡な写真しか撮れない。
民家の正面には電柱や電線がありロクな写真しか撮れないと言った方がよいかもしれない。
老後の楽しみも健康合ってのことである。わたしのようになると惨めな老後となる。

大東町周辺は田圃の法面にゼンマイの親が沢山あった。
しかし、田圃の周りのゼンマイや蕨、蕗はやせていて美味しくない。
山菜は落葉などの腐葉土が供給されるところでないと柔らかく大きくないようにおもう。