懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

古い町並み 玉野市八浜

2013年05月09日 | 古い町並み
撮影場所 岡山県玉野市八浜

八浜は現在、児島湾が干拓のため閉め切られ児島湖は淡水化された。
それまでは漁村として海路を運搬手段として生かせるため醤油や酒の製造をしていた。
私は昭和40年代後半に訪れたがその頃は標準レンズしか持っておらず狭い路地の撮影はできなかった。AFカメラになりズームレンズになり町並みの撮影は便利になった。
昭和40年代は岡山県の一部の町しか訪れていないので岡山県内を回る事とした。昭和40年代と平成では人々の服装などに違いがあった。
何かに使う予定もなかったが茅葺民家を撮影するついでに撮影した。
昭和の風景の残っているところを撮影した。

町並みの風景は変に手を入れないものが好きだ。「何も足さない何も引かない」を合言葉に自然のままがよい。富士山が自然遺産として登録されなかったのは「手付かずの自然」が残っていなかったためだそうだ。手付かずだったのは不法投棄のごみの処理と登山客の糞尿の処理だったといわれそう。
町並みも保存の運びもなく注目されずネットにも出る事もなく古い民家が残り日常の生活が営まれているところを最上とおもう。私はそんな場所を極力おとずれた。