懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

日本茅葺紀行 その51 山口市の茅葺民家

2013年05月08日 | 日本茅葺紀行
撮影場所 山口県山口市

山口市の茅葺民家を撮影していたら茅葺民家の住人の方があそこにも茅葺があるよと教えてくれた。
茅葺民家に住んでいる方は葺き替えのため茅葺職人や茅の入手の情報を得るため近隣の茅葺民家の事をよく見ている。
訪れた家は小屋も母屋も茅で周囲に花を沢山植えていた。
周囲の畑一反に花を植えていた。
花一杯の花壇のため農家の民家らしくない。どこかの観光施設の茅葺民家にも見える。
夫婦で働いていて奥さんは市役所に勤めていると言っていた。
仕事勤めをしながらあくせく農業をしても大した収入にもならず米作りはやらず土地を貸しているようだ。
花の話を30分ほどしていたらシソジュースをだしてくれそれからまた話が続く。
私は他の場所に移動したかったが家内が熱心に聞くのでほしい花があればあげるという事になり半夏生や宿根草のいただいた。

ここから山口線の蒸気機関車の汽笛が聞こえた。必要以上に汽笛ならす大サービスであった。山口線沿線を走ったが毎週土日に走っているのにあのカメラマンの数、時間になれば空き地には車がずらりとならぶ。