みちくさ茶屋

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早乙女太一「美しき華」

2010-01-19 | calture



ル・テアトル銀座にて、早乙女太一君の新春舞台「美しき華」を見てきました。

第一部が男、第二部が女、だそうで、
一部ではタップダンスやコンテンポラリー・ダンスで
オトコマエな太一君を堪能。
そして二部で、楽しみにしていた女形の舞踊ショー!
どっちもステキでしたが、女形の太一君のほうがやっぱり好きだな~。
それにしても、二部もビジュアルは完全に「和」なのに、
音楽はほぼ洋楽。でもこれがうまくハマってるから不思議。
邦楽といえば、お父様の一人舞台のときに演歌が流れたのと、
なんと電気グルーヴの「シャングリラ」のみ。
和装でシャングリラですよ、いったいこれはなんというジャンルのショーなのか。
ノリノリでおもしろかったけど。

「一部はタップダンスとかあってさ……」と話したら、
「えっ、女形で!?」と言ったbanaちゃん、衝撃ならぬ笑撃を有難う……
いくら太一君が「100年に一度の女形」と言われてるからって、そいつは無理だ!

この舞台には弟も妹もご両親も出演していらして、
中でも弟の早乙女友貴君(13歳)がまあ、かわいいのなんの。
お母様も18の息子を筆頭に3人の子持ちとは思えない若々しさ(37歳)。
あんな息子を産み育てるとは、いったいどんな心持ちなのだろう……


一部の途中でちょっとしたトークコーナーがあり、
太一君による半券の抽選で、3名様に「太一君とツーショット写真が撮れる権利」が!
すごいなあ~、と思っていたら、最後の最後でもっとすごいことが!
なんと、舞台終了後、観客全員に対し、太一君のお見送りがーっ!!

ロビーにふつうに女形姿の太一君が立っていて、
ふつうに「ありがとうございました」とか言ってるわけですよ。
そこを、観客たちがふつうに通っていくわけですよ。
熱狂ファンもいっぱいいらっしゃるのに、みなさん、マナーよく立ち止まらず、
写メったりする失礼な人もおらず、さわりに行ったりする不届き者もおらず。
もちろんガードマンが2人ついてましたが、それにしてもみんなオトナだなと思いました。

SS席はお土産付きでした。
太一君の舞台は、グッズコーナーに和菓子があると聞いていたので
お饅頭か何かかな~と思っていたら、



コレでした。
リウォームカイロというもので、中に入ってる金属を押すと、あったかくなるそうです。
(再利用が可能らしい)
「18」のデザインは、太一君が18歳だからってことみたいだけど
なんかエッチっぽ……ゲホッゴホッ。


休憩時間、お隣に座ってらした神戸のご婦人と少しお話させていただいたのですが、
彼女は筋金入りの「おっかけ」で、全国を飛び回っているそう。
「私があんまり太一太一っていうから主人がいい顔しなくて、
今日は大阪公演って嘘ついてきたのよ~」だそうです。それもすごい話だ。
大阪に行っているはずの妻が東京に。ええっ。
でも、「朝6時の新幹線で来た」とおっしゃっていたので、
なんぼなんでも大阪行くのにそんな早くに出発なんて、バレてると思う。
ご無事にお帰りになられたかしら。

この不景気の世の中だからこそ、
きらびやかなショータイムに身をゆだね、
女形の色香にふれるのもいいものです。