道彦の散歩道

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11/24 「かに汁」と「とり野菜」

2012年11月24日 | 鍋料理

【かに汁】

「かに汁」は、かに属に分類されるかにを使用した汁物料理。地域や扱うかにによって名称・味付けが異なる。
北海道では「鉄砲汁」と呼称され、ご当地グルメ・郷土料理である。
東北・北陸地方以南で食される「かに汁」は、ワタリガニを使用した味噌汁がポピュラ-である。その他、北陸地方では、ズワイガニで食されるものが主流である。
「鉄砲汁」は、カニ入りの味噌汁のことであり、根室市花咲港で水揚げそれるハサキガニを使用する味噌汁が特に有名である。その他、タラバガニ、ズワイガニ、ケガニても同様に食される。
「鉄砲汁」の名前の由来は、カニの足を箸でつついて食べる仕草が鉄砲の弾詰めをしている姿に似ていることによるとされる。

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【とり野菜】

「とり野菜」は、石川県地方の鍋料理である。
調味味噌である「とり野菜味噌」を使用し、鍋に肉や野菜などの身近な食材を入れて食べる家庭料理である。締めにうどんや中華麺を入れることがある。
「とり野菜味噌」は、大豆と米麹か作る味噌を基本とた調理味噌である。鍋に使用する以外にも、魚や肉わ漬けて焼き物にするなどの使い方もされている。「とり野菜」の「とり」は鶏肉のことではなく、不足しがちな野菜や栄養を「摂る」という意味からきているという。
同じ石川県の鍋料理である「とり白菜」も「とり野菜」と呼ばれることがある。「とり白菜」は、鍋に鶏肉と白菜を入れて加熱し、生卵入りの醤油だれにつけて食べる鍋料理である。

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