道彦の散歩道

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毎日の事件事故の記録

11/02 「あんこう鍋」と「モヨロ鍋」

2012年11月02日 | 鍋料理

【あんこう鍋】

「あんこう鍋」は、アンコウ目・あんこう科に属する「キアンコウ」を主な具材とする鍋料理。茨城県の冬の代表的な鍋料理として、多くの店で提供している。
「アンコウ」は『西のフグ、東のアンコウ』と並び称されている高級魚である。
アンコウ」は日本近海の水深100~300メ-トルの砂泥底に棲息している深海魚で、底引き網で他の魚と一緒に水揚げされる。漁獲高日本一は山口県下関市とされているが、茨城県を堺に「北のアンコウ」「南のアンコウ」と分けられ、北の海で捕れるアンコウの方が高値で取引されている。特に黒潮と親潮が交わる鹿島灘海域はプランクトンが豊富で質が良く、平片漁港や久慈漁港で主に水揚げされている。
外見はグロテスクだが「食べられない所が無い」と言われるように、身はもちろん、皮や内臓、エラなど、骨以外は全て食べることが出来る無駄の無い魚である。料理として使われるのは卵巣のあるメスである。
「あんこう鍋」の味付けは大きく分けて4種類。味噌味、醤油味、どぶ汁、漁師風どぶ汁。

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【モヨロ鍋】

「モヨロ鍋」は、鮭を主材料とした北海道網走市のご当地グルメの鍋料理である。名前の「モヨロ」とは網走川河口で発掘された古代遺跡「モヨロ貝塚」から取っている。
オホ-ツク海で捕れた魚介類と網走が発祥とされる「すり身」を具材とした鍋料理で、オホ-ツク土器に見立てた特製の鍋で提供される。
料理の要件は次の通り決められている。
◆名称は「網走モヨロ鍋」とする ◆鍋は、指定の鍋を使う ◆オホ-ツクサ-モン(カラフトマス)を使用する ◆ス-プはオホ-ツク塩を利用した塩味をベ-スとする  ◆白魚醤油を使用する ◆すり身を入れること ◆地元の具を入れること ◆地元の野菜を使うこと ◆共通ののぼり及び店内ポップを使用すること ◆謎のオホ-ツク人をイメ-ジさせるようなテ-マとすること。

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