道彦の散歩道

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11/03 「桜鍋」と「ぼたん鍋」

2012年11月03日 | 鍋料理

【桜鍋】

「桜鍋」は、馬肉をすき焼きのようにして食べる鍋料理。
味噌仕立てのすき焼き風に馬肉を煮る桜鍋は、明治初期から続く東京の伝統料理である。
精力をつける料理なので吉原や色街の近くに多かった。馬肉の生産地熊本にも同じ料理がある。また、馬肉をしゃぶしゃぶの要領で食べることもある。

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【ぼたん鍋】

「ぼたん鍋」は、猪の肉を用いた日本の鍋料理。猪鍋とも呼ばれる。
猪肉は縄文時代からよく食べられていた食材であり、これを具材を加えた鍋料理は日本各地に見られる。「ぼたん」の名は、使われる猪肉を薄切りにし、牡丹の花に似せて皿の上に盛り付ける事に因んでいる。
鍋の中で野菜、根菜、きのこ類、芋類、コンニャク、麩、豆腐と猪肉を一緒に煮て食べるのが一般的であり、味付けは地方によって異なるが、昆布と鰹節でとった出汁に主に味噌か醤油を入れることが多い。
江戸風は、割り下に大量の醤油し砂糖を用い、さらに八丁味噌を加えて濃厚な味にしている。食べる際には、取り皿に生卵を入れてつけたり、薬味として山椒などを振りかけたりする。
猪が入手しやすい山間部で、郷土料理として観光資源化されることも多い。

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