道彦の散歩道

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毎日の事件事故の記録

11/09 「がんがん鍋」と「なんこ鍋」

2012年11月09日 | 鍋料理

【がんがん鍋】

「がんがん鍋」とは、赤平名物の豚のホルモンを煮込んだ鍋料理。
炭鉱時代の全盛期である昭和20年代によく食べられていた鍋料理である。当時の家庭の味として愛されいたホルモン鍋を「赤平の食を考える会」が、スト-ブをがんがん炊いて、がんがん煮込んで、がんがん食べて、がんがん語り、がんがん働くという意味を込めて命名したのが「がんがん鍋」。市内の松川寿司が裏メニュ-として提供していたものを赤平の名物鍋にしようと会員が協議会を立ち上げたものである。

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【なんこ鍋】

「なんこ鍋」は、馬の肉や腸を味噌で煮込んだ鍋料理。もつ煮の一種。秋田県が発祥で、空知地方の郷土料理となっている。
「なんこ」とは、馬肉を指すが、現在は空知地方を中心に「馬の腸」の意味で使うこともある。
元来、秋田県阿仁鉱山で食されていた料理であり、北海道の炭鉱の鉱夫にビタミン欠乏症が発生した際、秋田出身の鉱夫により紹介され、空知地方に広まったとされる。祭事などに食べられることが多いが普段もよく食べられている。
基本的な調理例は1,生の「なんこ」を流水でよく洗う 2,「なんこ」を沸騰した湯に入れ、約1時間茹でる 3,水気をよく切って、一口大の大きさに切る 4,柔らかくなるまで、さらに1時間ほど煮る、この時臭み消しとして、ショウガ、皮を剥いたタマネギを加える 5,好みの味になるまで味噌・砂糖などで味付けし、弱火で約30分程度煮込む。
調味料として醤油やカレ-粉、胡椒を若干加えたり、具材としてゴボウ、タケノコ、コンニャクを入れたり、柳川鍋のように生卵でとじる場合もある。そのまま食したり、ご飯の上にかけたり、うどんを入れる場合など様々。地方によっては、汁無しのなんこもある。

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